11月10日~19日(土)、全国で日米共同統合演習が実施されますが、特に沖縄では、今までにない極めて大規模なものとなります。明かに台湾有事を想定した実践訓練が実施されるのです。
すでに資材の輸送等の準備作業が始まっており、8日(火)には、沖縄市の中城湾港に自衛隊のチャーター船が着岸して、大量の車両や自衛隊員を積み降ろしします。
私たちは、県管理の港を軍事使用させないよう求め、県との交渉等を続けてきましたが、4日、知事は中城湾港の岸壁使用許可を認めてしまいました(県は、与那国空港の「使用許可」も出してしまったようです)。
沖縄平和市民連絡会、うるま市島ぐるみ会議、嘉手納ピースアクションの共催で、8日(火)午前9時半から現地で抗議集会を行います。是非、お集りください。
******************************
(以下、沖縄平和市民連絡会からの呼びかけです)
会員・友人の皆様へ
沖縄平和市民連絡会
中城湾港での日米共同統合演習への抗議行動について(緊急)
日本政府は今回の「日米共同統合演習」の目的を「武力攻撃事態等における自衛隊の運用要領及び日米共同対処要領を演練し、自衛隊の即応性及び日米の相互運用性の向上を図るために実施します」と県に説明しています。
ぬけぬけと「武力攻撃事態における演練」と良くも言えたものです。沖縄全島で武力攻撃事態を想定して訓練するとのことです。煎じ詰めていえば、戦争を想定しての訓練をこの沖縄で行うとのことです。平気で再び沖縄を再び戦場にすると言っているのです。私たちは日本政府のこの言いぐさを絶対に許してななりません。鈍感になっては瞬く間に戦場にされてしまいます。
沖縄本島にいる陸上自衛隊(那覇基地・八重瀬・南与座)は今回、地対艦ミサイルの部隊展開訓練をやると言っています。しかし、今後はそれにとどまりません、大軍拡を実施し、敵基地攻撃能力のミサイル射程1000キロ以上を1600増産し南西諸島に配備すると言っています。このままでは、沖縄はミサイル戦争に完全に叩き込まれます。今、私たちは声をあげて、日本政府のこの方針(「日米共同作戦計画」)反対し破棄させねばなりません。
今後、日米政府は沖縄の民間地域を含めて全ての施設などを自由に戦争のために動員することを狙ってきます。その手始めに、今回は中城湾港に自衛隊が借り上げた民間船舶(PFI船舶)で兵員と装備品の輸送を行い、県民を馴らしていこうと目論んできています。11月8日(火)9:30~24:00にそのPFI 船が中城湾港に入港・停泊するとのことです。
そこで、私たちは11/7に抗議行動を予定していましたが、抗議の日程を下記の通りPFI船が入港する11月8日に急遽変更することにしました。緊急な変更で対応が大変ですが、ご参加をお願いします。
<変更後の抗議行動の日程・場所など>
・抗議行動の日時:2022年11月8日(火)午前9:30~10:30
・抗議行動の場所(集合場所):中城湾港第4ゲート付近
・抗議行動共催団体:うるま市島ぐるみ会議、沖縄平和市民連絡会、嘉手納ピース・アクション。
※沖縄平和市民連絡会では那覇から中型バスを貸し切り、8:30県民広場発→那覇インターから自動車道に入り→北中城インターで抜けて中城湾港の第4ゲート(略図添付)。帰り那覇県民広場に12:00着予定。
・各自マスク着用、飲み物持参。雨天決行。横幕は準備してあります。各自プラカードなどは作成してください。
(2022.11.6 辺野古大行動)