イスラエルがガザへの戦闘を再開した。戦闘再開後、わずか数時間でガザでは100人以上が犠牲になったという。
10月7日以降だけでも亡くなった人たちはすでに2万人に達しているのではないかという報道もある。瓦礫の下に埋もれたままの人たちもいるだろう。
連日、テレビやネットでガザの凄まじい惨状がそのまま流されている。何故、世界はこれほどのジェノサイドを目にしていながら、イスラエルの虐殺行為を止めることができないのか? 安保理決議にも違反して半世紀以上も続く占領と封鎖による「生きながらの死」、そして繰り返される大規模軍事攻撃による多くの犠牲者---。私たちは、いったいどうすればいいのかと思う。
12月10日(日)、那覇で岡真理さん(京都大学名誉教授)の講演会を企画している。私も京都出身だから、2008年のイスラエルによるガザへの軍事侵攻の頃から、何度も京都大学で開催された岡真理さんの講演会や、岡真理さん主催の「国境なき朗読者たち」の朗読劇等に通い続けた。
当時から岡真理さんは、「これは憎しみの連鎖などではなく、虐殺です」と、明確に述べられていた。そのほとばしるような、熱のこもった彼女の言葉にはいつも圧倒される。
今、パレスチナ問題を正確に知り、自分たちがどうすればいいのかを考えるためにも岡真理さんの講演会においでください。
12月10日(日) 午後1時半~4時半 沖縄県立博物館・美術館講堂
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以下、この間の岡真理さんの講演です。是非、ご覧ください。
・10月23日「ガザを知る緊急セミナー ガザ 人間の恥としての」
・10月27日「歴史の忘却に抗して」