昨日、今日は、県の設計変更申請不承認をめぐる先日の高裁判決を検討するシンポジウム等が続いた。
昨日(21日)は、日本科学者会議沖縄支部の学習会。そして今日(22日)は、辺野古訴訟支援研究会の「辺野古裁判と誇りある沖縄の自治 --- 裁判の今とこれから」のシンポジウムに参加した。
このシンポジウムでは県の訴訟を担当する加藤弁護士、多くの行政法学者、そして地質学の立石新潟大学名誉教授らが、3月16日の2つの関与取消訴訟の福岡高裁那覇支部判決の問題点を分かりやすく説明された。
関与取消訴訟は、この夏にも最高裁判決が出される可能性があるという。今日のシンポジウムでも、国の裁決・是正指示の違法性は明らで、今回の高裁判決は従前の最高裁判決にも抵触すると強調されたが、今の最高裁の現状では前途は極めて厳しいことが予想される。
以前にも述べたが、司法での争いが全て終わった時、県はどのような方法で辺野古新基地建設に反対していくのか? その意味で、辺野古新基地建設反対運動は、いよいよ重大な局面に入ろうとしている。
(シンポジウムの最後には、デニー知事も挨拶に立った)