チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

海上ボーリング調査を阻止するため、船団とカヌー隊、フロートを超えて抗議!

2015年11月12日 | 沖縄日記・辺野古

  11月12日(木)は海上ボーリング調査を阻止するため、船5隻とカヌー15艇が出た。私は、Iさんと「勝丸」を担当。

 辺野古付近でカヌー隊と合流。フロート越しに台船の様子を監視する。

            (辺野古側の監視行動)

          (大浦湾側でも監視行動が続く)

                  (長島の岩礁の間を抜けるカヌー隊)

 午後も辺野古近くで監視を続けていると、どこからともなくSUPの2人がやってきた。「どこまで行くの?」と声をかけると、「ちょっとスパッド台船まで」と笑いながら答える。その軽やかな感じがいい。

 午後2時半、長島付近に設置されていたスパッド台船の中央から掘削棒が出てきた。我々も抗議開始だ。

 カヌーと船団は、大浦湾側と辺野古側に別れ、一斉にフロートの中に入る。すぐに「勝丸」にも、海保のゴムボートがドンとぶつかって2~3人の「海猿」たちが飛び乗ってきた。強く抗議するが、「海猿」たちは船を操船しているIさんを強引に押しのけようとする。そのため、Iさんは左腕を負傷、2ケ所に切り傷を負ってしまった。私も、左腕を負傷する(捻挫なのか、夜になって左手首が痛み出した)。

 周りでもカヌー隊のメンバーらが次々と拘束され、海保のゴムボートに引き上げられている。しかし、ゴムボートに乗せられても作業強行への抗議を続けるメンバーもいる。皆、意気軒昂だ。

 「勝丸」は乗り込んできた海保によって無理やり、汀間漁港まで戻らされる。途中、責任者らしき「海猿」が、電話で「ケガ人が2人発生、1人は左腕2ケ所から出血---」と報告している。そして我々2人のケガの患部を写真撮影。Iさんに「救急車を呼びますか?」と聞いてきた。Iさんは、「いらん! 自分で医者に行く」と返答。

  無理やり「勝丸」に乗り込んできた「海猿」たち。電話で「ケガ人発生!」と連絡をとっている。

             (海に飛び込んだ「海猿」たちに拘束されるカヌー隊)

  (海保のゴムボートに引き上げられても、拳を突き上げ、作業強行に抗議するTさん)

 

 辺野古先端近くでは今日も多くの重機が動き、旧米軍兵舎解体工事のコンクリート殻等の片づけ作業が続いている。午後には大型クレーンが出てきた。何の作業かはっきりとは確認できなかったが、写真をズームアップして見るとどうも大型土のうを並べているようだ。今朝、工事用ゲートから栗石を積んだ大型ダンプトラックが4台入ったと聞いたが、あるいは工事用仮設道路の造成に向けた準備が始まっているのかもしれない。 

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