チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

昨日、海で米軍(軍警)に不当拘束され、海保に逮捕された船長が釈放された! 海では今日も護岸工強行に懸命の抗議行動が続く

2017年11月30日 | 沖縄日記・辺野古

  昨日(29日)、海上で米軍(軍警)に拘束されてキャンプ・シュワブに引き込まれ、その後、海保に刑特法違反容疑で逮捕されたAさん(船長)は、今日(30日)の夕刻、中城海上保安本部で無事に解放された。私は本部町に行っていたので迎えには行けなかったが、Aさんは元気そのもので、「明日からまた海に出て新基地建設を絶対に阻止する」と迎えの皆に挨拶したそうだ。とりあえずは良かった。

 今日(30日)は、昨日、Aさんが逮捕されたこともあって、予定を変更して海に出た。Aさんが拘束された場所を確認し、軍警・海保らに抗議をしたかったのだ。

 汀間漁港からMさんらと「美ら海」で出港。航路入口付近では外洋のうねりが入り込み、船は大きく揺れた。天候の悪化も懸念され、今日の海上行動は午前中しか無理なようだ。

  N5護岸は今日も被覆ブロックの設置が進んでいる。

 K1護岸では、ダンプトラックが出入りし、先端部に捨石の投下が続いている。

 

 わずか数艇のカヌーと抗議船に、大勢の海保が海に入り、ボートが何隻も集まってきた。

 

 カヌーメンバーらはフロートの中に突入し、海保に拘束された。松田ぬ浜まで連れていかれたので、船で迎えに行く。

  カヌーメンバーらは、再度、K1護岸の現場に戻り、フロートに突入して抗議行動を続けた。

  昼前、「美ら海」は汀間漁港に戻った。昨日、入ってきたクレーン台船ではスパッド台船の組み立てが始まっている。10月に契約を締結した2件の海上ボーリング調査業務が始まったようだ。

 

 大浦湾を航行していると、海上警備の警備船が近づいてきた。そして、マイクで「今日で私たちの業務は終了します。ありがとうございました」と語りかけてきた。今まで海上警備業務を独占的に請け負ってきたライジングセキュリティ社(マリンセキュリティ社)の業務は今日で終り、明日からの海上警備業務はセントラル警備が受注したのだ。個人情報の無断収集や廃油の不法投棄、従業員への残業手当未払いなど、実に多くの問題を起こした会社だが、最後には、こうして抗議船にお別れの挨拶をしてくれたのだ。

 

 昼過ぎに汀間漁港で船を降り、大急ぎで本部町役場に向かう。本部港からの辺野古への石材搬送を許さないため、本部町島ぐるみ会議が連日の行動を続けている。今日は、いったん約束していた交渉の予定を一方的に取消し、担当者らも役場から姿を隠してしまっている。12月の本部港の岸壁使用許可、荷さばき地使用許可はまだ出ていないが、このような状況ではまもなく許可される恐れが強い。なんとか、辺野古への石材搬出を許さないために取組みを強めたい。この問題についての詳細は、明日にでもまとめよう。

 

 

 

 

 

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