(島津康男前日本アセス学会会長が問題点を指摘)
辺野古のアセスについては、知事が今月27日までに埋立部分(アセス法部分)に関する意見を出す予定となっている。そこで、3月10日、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団の主催で学習会が開催された。
前日本アセス学会会長の島津康男さん、沖縄大学の桜井国俊さん、そしてアセス訴訟弁護団の金高望弁護士らが問題提起、参加者の間での討論が行われた。
2月20日に飛行場部分(条例部分)に対して知事意見が出された後、我々は、海岸防災課と話し合いを持ったが、その後の取組が遅れている。埋立部分に対する知事意見は、その後に予想される公有水面埋立申請に対する知事の対応を左右する重要なものだ。2月20日に出された知事意見に添付された「公有水面の埋立の事業について」は、例えば埋立土砂の問題についても全く中途半端な内容にとどまっている。なんとか早急に県との交渉を持つことが必要だろう。