なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

クレモナ

2003年08月15日 | 
でヴァイオリン作って売ってる友人から手紙が来た。彼の楽器をいい加減な分割払いで購入して、なんとなくお金ができたときに振り込む、というひどいことをやってたのだが、ようやく完済したらしい。小林君、長いこと借金しててスマンです。ごめん。
 しかし、もし、「完済ですよ」と言われなきゃ、相変わらず振り込んでた可能性が高いよなあ。
 以前彼と話したのだが、イタリアで楽器製作を学び、イタリアで楽器をつくり、売っていても、作者が「日本人」だというと、なかなか認められないらしいのだね。おおらかな音の出る、いい楽器なんだけど。丈夫だし。
 ちなみに、ヴァイオリンという楽器はかなり科学的な根拠に基づいて設計されてるんですね。「ストラディバリウス」でなくちゃ、というのには、ちょっと伝説っぽい面と、ステイタス的な面が率直に言ってあるんじゃないか、と思う。あと、この楽器は、楽器だけじゃだめで、こいつから音を引っ張り出す「弓」の存在がデカイ。しょうもない楽器でも、弓がよければ良い音が出るんです。上手な人ならね。逆にどんなに良い楽器でも、弓がペケだとまともに音が出なくなっちゃう。へたくそが弾いてもそうなんだが。あ~練習しよ!!
 クレモナもすごい猛暑だそうだ。
コメント
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