なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

国民年金

2004年03月28日 | 
の未納者が国民年金の宣伝に出てたとは何事ぞ!!って、江角さんが怒られてますね。なんだかなあ。宣伝見てても、江角さんの役は「払ってない側」だしさあ、そのもので結構じゃございませんか。面白いじゃん、ここは宣伝でも、ばっちり「払ってない人」を説得する、というのに真実味が出るよう、より「リアル」を追求する、というの、いい手だと思うのに。
 そう、年金には「リアル感」がない!結局いくら貰えるのさ、という聞いて当然のことに答えられないから、払うのがヤンなっちゃう人が続出するわけよ。「自分のためじゃない」というのもまずい。申し訳ないが、上の世代の皆様、「年金で養ってあげたいなあ~」と思えるような、尊敬に値する人があまりにも少ないもの。これね、下の世代が年金を払いたがらない、実は大きな理由の一つじゃないか、と思っている。

 しかしですね、国民年金には、なかなか面白い「おまけ」があるの、ご存知ですか?「国民年金基金」って奴。国民年金さえ払ってりゃ加入できる、この基金は、「払い込んだお金は完全に自分のためのもの」なのよ。メチャ割りもいい。しかも、全額控除対象!!民間保険会社の年金なんて、鼻で笑っちゃうぜ、ってくらい条件が良いのだ。結構、自分の好きな様に設計もできる。払いがきつくなったら、減口やちょっと中休みも可能。だからさ、国民年金にちょっと入っておいて、基金でがっちり設計する、というの、なかなかいい手だと思う。
 この基金、1口目が終身年金ABのうちどっちかに入って、更に確定だの終身だの、と年金を設計して増やす、という仕組みになってる。最初に入ったときは、1口目に「C型」というのがあった。これが掛け金バカ安の終身年金で、こいつに入ってたんだが、なくなっちゃったもんで、「C型」の追加ができなくなってしまった。以前のは有効なんだけど。それがちょいと癪なんだが。
 今月、基金から連絡が。「今月中に増口すると、掛け金がオトクですよ~~」だって。4月から、掛け金が大分値上げされるそうな。ので、増口しました。
 この基金、以前開院した当初、金なくて国民年金の払込を一時中止したときに「どーしましょ?」と相談したら、「あーいいですいいです、払込は中断になりますけど、国民年金を再開したら、こちらもいつでも再開できますから」って感じで、実に便利に使えたのよね。民間保険会社よりずっと融通もきくみたい。
 だからね、国民年金の権利は絶対に手放しちゃダメだと思うんだ。厚生年金より、はっきりしている分、気持ちよく払えるし。厚生年金が良い、というのは大嘘だと思うぞ。
コメント
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