なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

展覧会

2005年04月27日 | 
へ。上野はやっぱり「文化」って感じ。「カルチャー」じゃなくて、「文化」ね。というわけで、「ラ・トゥール展」。チケットショップで期間限定のチケットを購入しちゃったからさ。
 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラントとほぼ同時期のフランスの画家、最近まで知られてなくて、再発見は20世紀に入ってから、という劇的な復活を遂げた方、真作とされているのはたった40点程度、この辺はフェルメールと似てる、しかも、世界中に散逸しちゃってて。今回そのうちの大半を展示してる、というのは、大変なことだ。集めるだけでエライよなあ・・・・・・。
 わたしゃ、レンブラントが好きなんですよ、で、「光と闇」という絵画表現って、レンブラントの特許じゃなかったわけね、と理解。17世紀では、結構ありがちな構図だったようだ。レンブラントが東の横綱なら、このラ・トゥールは、西の横綱といっていいんじゃないかな。繊細かつ劇的な表現は、レンブラントを超えてるかもしれない。また好きな画家が増えちゃいましたねー。

 で、午後はついつい動物園へ。上野動物園、入るのは実に20年ぶりくらいかも。随分展示の仕方が変わっているのでちょっとビックリ。旭山動物園以来、どこも色々特色を出そうとしているのだろうが、上野も予算が(多分メチャクチャ)乏しい割にはがんばってる印象。象に触れたのが今回の収穫。飼育係さんがついて、象を間近で見れるのだが、さて、運動場に返そうとした時に、足の鎖を解かれた象がこっちにズイっとやって来たのだ。やったア!と思って「触っていいですか?」と聞いたら「どーぞどーぞ」だって。象さんがサービスしてくれたわけよ。ちょっとウレシかったですね。


コメント
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