なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

大ナポレオン展

2005年11月16日 | 
へ。八王子の東京富士美術館はここから車で1時間程度、一番観たいのは、例の「馬と一緒に『サタデーナイトフィーバー』やってる」絵です。教科書に必ず載ってる絵だけど、この手の絵って意外と実物を見られないものねえ。
 その絵は展覧会のトップに飾ってあった。驚いたのだが、意外と小さい。もっとでっかい絵だと思い込んでたもんだから。
 ナポレオンという人物、世界史で習った時は、いい人なのか、悪い奴なのか、なんだか人物像がつかめなかった。今回の展覧会で思ったことは「この人、フランスの織田信長だったのかなあ」ということ。そっくりなんですよね、やってることが。戦争の英雄というだけじゃなくて、法律(特に民法)をこしらえたり、都市計画を作って実行したり、証券取引所を作ってみたり、まあ恐ろしく頭の切れる人物だったようだ。彼が失脚したのは結局そうした計画の壮大さに現実がついていかなかったからみたいね。その辺も織田信長とよく似ているような。
 最近乗馬をやってるから変なとこに気付いてしまった。正装の肖像画、どれもこれも、決まって乗馬ズボンに拍車が付いてる乗馬靴なんですよ。なるほど、乗馬服って軍服だったのね。まあそうか。昔の戦争は基本的には騎馬戦だったんだもんね。
 乗馬用語ってヘンに堅苦しい日本語が多くて気になってたんだが、あれって結局軍隊用語なんだなあ。まあね、日本の国立大で獣医学科が創立された由来も「軍馬育成」だったわけなんだし。
 そんなわけで結構面白かったのだが。新聞社主催の展覧会ってやっぱり観覧者のマナーは悪いわねえ、相変わらず。特にオバハン軍団!ピーチクパーチク、煩いんだよな、結局あれか、いい年して社会訓練がなってない、つうことか。こういう連中の子孫だもんなあ、今の女子中高生は。傍若無人になってもやむを得ないか。
 日本って気味悪い国だと思う。こういうお遊びに来てる人の9割は女だぜ、どこもかしこも。あんたら、誰の金で遊んでんの?と聞きたくなっちゃう。どーしても「売春軍団」に見えてしまうんだよなー。
コメント
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