なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

馬場2級

2007年11月07日 | 
に合格、したらしい。最近馬っこクラブに入って、今日練習に行ってた患者さんが、わざわざ電話して知らせてくれたのだ。「センセ、張り出されてたわよ」って。一瞬、その方の犬が調子悪いのか、とヒヤッとしたので、ビックリ&ありがたいことだなあ、と感激する。わざわざお知らせいただいて、どうもありがとうございます~~

 さる28日はこの馬場2級を受験するために、「ドレッサージュ・ホース・ショー」に参加していたのだ。エース君とこの数ヶ月あれこれ打ち合わせして、その集大成になるよう、二人でがんばったもんねー。

 エース君と一緒に受験したのはあっしだけではない。高校生&小学生の女の子二人もそうだった。ので、みんなで「エース君を立派な2課目馬に仕立てる会」なるものを作成して、情報交換もしてきたのだ。なんせ、エース君は2課目の回り方を知らなかったから。あっしが初めて彼と2課目を回ったのは確か5月だったのだが、その時は大変だった。彼は3級のスペシャリスト。ので、3級に要求される道順通りに走ろうとする。エライ勢いでまっすぐ走っていってしまう。緊張しきってて体はカチカチだし。しょうがないので「なあ、エース~~~、どこまで走ってくんだよ~~、これじゃ、35mの巻き乗りだよ~~(ホントは20mなの)」とぼやいたら「ああ?!」と気付いたらしい。あっしが3級に合格してたとは思わなかったってさ。そうですか。ヘタでスマン。
 
 それから数ヶ月、飛び飛びではあるが(8月は馬場はなんにもやらなかったような)、マズイ部分を修正しつつ、なるべく緊張じゃなくて、集中というノリでいきましょう、と奴に言い聞かせたんだが。
 いつの間にか、エース君はヘラヘラ馬になっていた。いつもピリピリしていたはずの馬装(鞍を載せたりして、準備すること)中にあくびなんかしている。本番前の最終練習の時、あっしの方が緊張しまくってると、エース君がふうっと顔を寄せてきたりする。ビックリしましたよ、あんなに緊張するお馬さんだったのになー。練習も手ごたえありあり、緊張せず、二人で集中して。わー、これなら、もういいや、本番がどうであれ、こういう信頼関係がつくれたんだから、審査員なんか知ったことか!

 その結果。入賞はできなかったけど、いいよいいよ。自己最高点が出たし。他の二人の女の子は、見事入賞である。エース君、君にメダルをあげたかったぞ!!
 でもって、2級昇級か。これで、頭の上がらないお馬さんがまた一頭出来上がりである。うわ~~。
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KYT一日研修会

2007年11月07日 | 仕事
に参加。主催は入間労働基準協会。予想通り、なかなか面白かった。
 KYTって何のこと?K=kiken,Y=yochi,T=training,とゆー和製英語?の略らしい。最近KYといえば、「空気を読めない」だというけどね。さすがにこいつは広辞苑には載らないんじゃないか?KYTは載るのかなあ?こちらに詳細が書かれていますけど。製造業とかでは極めて重要な危険防止対策運動の一つではないか。

 あっしがなんとなくこれってKYT?って思ってたのは「指差し確認!」って奴。よく駅員さんがやってますね、あれ。けど、正確な名前が違ってた。正しくは指差呼称(しさこしょう)っていうんだって。全員で同じ事を喋って確認するのが「指差唱和」。今回は、参加者でグループを作って、ある危なっかしい状況を描いているプリントをテーマに、そこに現れている危険を皆で指摘しあって、指差唱和を作成してその危険を防止する、という所までを実践してみたわけ。かねてより、どーしてこう、医療事故が多いのか、なぜなくならんのか、不思議に思ってたんだけど、その理由をある程度つかめたような。あと、他業種の方とあれこれ話すチャンスって実は多くないので、大層勉強になりました。こういう時、あっしはトリビア人間になっちゃうのだ。今回も「台車って押して使うものなんですかあ。へえ~~」とか簡単に感心してしまう。製造業であれこれ機械等々扱いなれてる方からすると、アホかー、って感じなんだろうけどね。いいじゃんねえ。

 ただし、この指差呼称、どうにも男っぽいんだよなー。使われる言葉もやや攻撃的できつい。「基本実践で0災ヨシっていうのがねえ、違和感あるんだよなー。ずうっと男ばかりの仕事場で実践されてた弱みを感じる。そのままでは、とても医療や保育・介護の職場に持ち込めない。大声出して、こんなことをこういうタイプの職場でやったら、患者さん仰天の巻、になりそうで。言葉を変えないとなあ、大声も必要ないのでは、と感じつつ、終了。大体、本日も、女の参加者はあっし一人だったしなあ。日本ではまだまだ、女の作業者が少ない、ということか。

 帰宅して今日の新聞を読んでみたら、技能五輪の特集が出てた。アビリンピックだって、製造部門で女の方が代表なんだぜ、もうちっと考えて一ひねり欲しいものだ、こういう活動にも、とつらつら考える。そこへ電話あり。その内容は次。
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