なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

NHKスペシャル

2008年02月10日 | 
「闘うリハビリ」を見る。面白いなあ。なるほどね、そうじゃないかと思ってたんですよ。
 ここんとこ不思議に思ってること。ヴァイオリン、全然練習してないのに(寒い部屋で練習するのが億劫で)、たまに弾くとなぜか上達している。どうして?その理由がちょっと掴めたような。
 そうそう、脳味噌のフィードバックってやつ。今やってるのは太極拳でしょ、乗馬でしょ、んでヴァイオリンでしょ、更に仕事。なんかさ、うまくかみ合ってグルグル回転している風情。脳味噌のいろんな部分を使っているような感覚。

 子供がなんでも上達が速いのは、小さいから脳味噌フィードバックが速い、しかも脳神経のネットワークの発達に成長速度が加わるから新しいネットワークを作成しやすいことがあるんじゃないかな。&、余計な事を考えなくて住む、思考の単純さ(大人になると、こうも考えなくちゃならんことが増えるとは!!!本当に思わなかったよなあ)による所が大きいのではないかしら。
 
 そうだよなあ、今困ってることは馬に乗っててどうも、フィードバックが遅いこと。特につま先。一々「ええと、今どんな風に鐙踏んでますか?」の反応が遅い、遅すぎる!!とまあ、イライラしている。脳味噌からすごーく遠く感じる。遠いなあ・・・・。そりゃあ、脳味噌から160cmくらい先にあるけどさ、もうちっと速くならんのかいな?このもどかしさ、多分脳障害で「動かん!!」というフラストレーションはその100倍以上だろうけれど。
 それに比べりゃ、ヴァイオリンで使うのは腕&指先だもんね、近い分だけ反応が速い(と脳味噌は感じてるんでしょ)もんだから、上達したみたいに錯覚しているのかも。

 ヴァイオリンの上達って要するに「意識化して、それを無意識に還元する」の繰り返しなんですよ。「この音を掴まえましょう」じゃあ、意識化の確率論でしょ、本当に上手い天才は、その辺が簡単に無意識に還元されてるんだと思う。その先ってどうなってるの?知りたいような。凡人ですんで。
 しかーし、何事も、上達ってすなわち「意識化→無意識化」らしい、というのは、乗馬を始めて気付いたこと。困ったな。そこが上手くいってないのにさ、障碍では。最初で躓いてるような。どうしたもんかなあ?まあ、いいや、あまり深刻に考えると「混乱」する。それは脳味噌によろしくございません。
コメント
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