なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

奈良

2023年11月26日 | 

に行った。40年ぶりくらいかも・・・・。1泊2日の慌ただしい日程でしたけど、面白かったですねえ。色々考えさせられたし。

 色々ラッキーだったのは、ハイシーズンだからか特別公開されている場所や仏像が結構あったこと。展示物については、もう全てが撮影禁止になっていたので、建物ばかりになってしまいますが。
えーと確か、興福寺の五重塔&金堂(?)だったかなあ?五重塔は修理中で、多分もう少ししたら、全体がネットで覆われてしまうんじゃないかと思う。

 1日目、最初は法隆寺に行くつもりはなかったんですが、夢殿の秘仏公開の最終日だというので。

 夢殿の救世観音像は非公開になってますけど、秘仏はしっかり観れたので。百済観音像とか、玉虫厨子等々、きちんと立派なガラスケースに収まってました。40年前とは大違い・・・・。しかし修学旅行生はやっぱり多くて、奴らはガイドさんの話なんか全然聞いてないし、なんなら展示物も目に入ってなさげ。むしろこっちが耳学問になるのだった。
 法隆寺はそんな調子なのだが、すぐお隣の中宮寺には誰もいないのだ・・・。綺麗になっててビックリしましたが。なんでも高松宮久子様かな?が発願されて、新しく立派にしたとか。今も昔も、皇族の方が旗振って寺院を再建するのだなあ・・・。素敵な観音様なのに、人が少ないもんで、じっくり観れる。

 で、その後、普通は法起寺だと思うんだけど、思い立って、行ったことがない法輪寺へ。これが大当たり!
 行ってみたら、やっぱり人はいなくて、受付のおばちゃんはうたたねしてるし~~、「あのう。。。」一応声かけたら起きてくれてよかったです。
 これは三重塔。新しい物だそうですが、これだけの建築物を造る、大変だったらしい。
 このお寺の仏像は、飛鳥時代のものと、平安時代のものが並んでる、のと、背後に回って仏像の背中側もちょっと観れるのがよいです。仏師の方は、当然全身を考えて造るわけで、後ろも観ないとねえ。
 観つつ、うーむ、今は「飛鳥時代」だの「平安時代」だの言ってるけど、平安当時は、飛鳥時代の仏像なんか「超大昔の仏像」程度の認識だったでしょ、仏師さんは「悪くはないけど、古い!!最先端の一番今風の奴をドーンとつくりますから!!」ってやったんじゃないかなあ、と想像するんですよね。その気合が見えるというか。


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