を移籍したら、移籍先で、この馬は天才なんじゃないか、並の大絶賛!なので驚いてる。そうですかあ?
かなり不安だったんですけどね・・・・。着いてみたら、つらっと環境になじんでしまった。タフな奴・・・・。不安になって、馬房の壁を蹴りまくったりする馬が結構いる、と聞きますけど。
2日目でもう、大人しいだの可愛いだの素直だの、皆様からちやほやされていたそうな。
4日目に乗り運動を恐る恐るやってみたら、いつもと同じ。というか、ぱっぱかぱっぱか言うこと聞いてなんでもやる。まあ、そういう風に乗ってきてはいるのだけど。こういう馬が少ないんだそうです。特にサラでは。いや、そんなことはない、と思うんだけど。
うーん、ハミやめて蹄鉄やめて、この人の場合はついでに鞍もやめちゃったわけですけど、そうやって、馬の気を散らすことをとことん減らせば、大概こんな感じになる、筈なんですけども。
一方、こちらは環境の重要さを思うわけで。そうね、今まではゴミ屋敷で暮らさせてたようなもんだった、いくらこっちが専門知識を駆使して病原菌から防除しようとしたって24時間そこにいる環境がダメじゃ、限界がありますわね。
昨年の社台カンファレンスで蹄癌について発表された先生が気になることをおっしゃっていた。蹄癌罹患馬って同じクラブでどんどん増える傾向があるとの事。成程、その厩舎に原因菌が蔓延しているに違いない。特に床・壁・天井って全部じゃん!!
馬房って、おが粉を敷くことが多いんだけど、おが粉がやたら細かいことがあって、そうすると埃だらけになる。その埃に病原菌が引っ付いて、あちこちにまき散らされる。ということじゃないかなあ。それと、手入れ道具の共有。病原菌を道具越しにうつすことになるでしょ。
だから、蹄癌の治療を個人でいくらやってもあまり意味がなく、厩舎全体の衛生環境の改善を本気でやる必要があるでしょう。それを獣医がびしっと言って、リーダーシップをとって厩舎管理をしっかりさせる、のは無理なんでしょうか?無理でしょうなあ。
一応これならいけるかも、という道具。スチームクリーナー。熱水蒸気で除菌する。これなら、薬等々使うわけではないから、若干受け入れていくれる可能性があるかもしれない。
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