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なる妙な風習が流行してるんだってね、ティーンの女の子達の間で。「流行」と冷たい言い方になっちゃうけど。
　分かりにくいんだよな、町で遭う女子高生諸君はこの寒いのにメチャ短いスカートでウロウロしてる、で、ワイワイ喋ってるしさ、元気いっぱいに見えるんだけどなあ。
　うーん、あっしが10代の頃、すごーくいらだってたこと。なあんか、大人に「見捨てられてる」感じがあったっけ。もう一つ。大人の世界が全く魅力的に見えない。色でいえば灰色というか、どぶねずみ色か。今のティーンの皆様にとってはどうなんだろう？大人になるの、イヤですか？元気そうに見えるけど、実際は弱っちくて保護してもらわないとダメな存在なんです、助けてください、って感じなのかなあ。
　大人とカテゴライズされる歳になって思うのは。大人っていいよー！本当に！どーして、そういうことを教えてくれなかったんだろうなあ？あっしが10代の頃の大人どもは。きっと、あいつらって、歳だけ大人で中身はガキだったからだろうなー。
　そう思う根拠。あっしより世代が上の連中って、インタビューでもされると、いつもいつも愚痴と文句でしょ。んなことほざいてる暇があったら、自分で変えろっての。それが大人の姿勢の基本でしょ。なってないよ、全く。だからさ、あんな奴らに「保護してほしい」なんて考えるだけソンソン、あんたらなんか知ったことか！って踏んづけたほうが実りがあるってなもんだけどなー。
　うーん、このあたりは「物思い」で考えようか。