



プラハで飲む黄金のビール、高所恐怖症の韓国登山、スモッグの向こうに霞む北京の太陽。出会えるかもしれない物語のかけらを求めて、今日も作家は旅に出る。身体の隅に今も残る旅のイメージをくっきりと映し出す紀行集。

チェコ人は静かに飲む。北海道の人も静かに飲む。私も飲むなら静かが好き、楽しくおしゃべりしていても静か。
だから・・・静かに飲む人たちが居るところ、キャーハハって耳をつんざく声をあげ、馬鹿笑いをするおばちゃんたちの居ないところで静かに飲む。ってほどお酒は好きじゃないのだけれど、飲めちゃうから飲んじゃう。
お酒飲んではしゃぐのはもういいでしょう。くどくどの説教始めたりする酔っ払いのお相手しながらお愛想笑いをするのももういいでしょ!
このチェコの話がいちばん面白かった。
余白恐怖症? なるほど日光もそうですね。ぎっしり。スペインもそうでしたか。
途中なんとなくおどろおどろしい写真を見て、何これ?と思ったのだけれどしばらく読んでいるうちに出てきました。鉄の十字架・・・ホタテや写真や、ボロにみえるものが引っ付いていた。
飛行機恐怖症なんですって、私は飛行機平気症。
何にも邪魔されず自分だけの時間を持てるから、鉄道は好きなんですって、私もゆっくりお弁当を食べられるから好きです。
小説のネタさがし・・・
最後に「いたって個人的な旅の本リスト」が紹介されています。
図書館で順番待ちした本なんだけれどまるで新品。紙がくっついていました・・・
