



日常のさまざまな出来事をみつめ、活字や町の看板がほほえむ瞬間を描き出す。書道雑誌『墨』の好評連載に書き下ろしを加えた待望の書籍化。






お久しぶり・・・素敵な文章・・・好き
芳名帖
そういえば最近は、お買い物メモくらいしか字を書かないような・・・
子供達が学校に行っているときまでは、書類やら何やで確かに字は書いていた・・・
自分の名前はカード支払いの時には書いている。
「署名は、この世に生まれたひとが、等しく授かり、生涯つづけていく創作だった」
休日の晩
おかずを買いに行くお店で、店の奥さんがちょっとしたときに、赤いマジックでマカロニ100と書いた。食べながら眺めていたら100という数字のめでたさに、捨てるのが惜しくなりそこだけ破いて、壁に貼り付けたって・・・
夏の手紙
「このごろは、がんばっているひとはもうがんばれないのだから、がんばれとはいわないほうがいいというのが、思いやりとなっている」
人からがんばれといわれたことはあまりないけれど、人には言っちゃう・・・そうなのね。気をつけようか。
御気持ち
演歌は嫌いだけれど、民謡は好きだな~・・・
以前、一度だけいただいたお手紙が、よくあるお手本どおりの字だったことがある。印刷?って思ったけれど違った。
お友達の字はすぐわかる。お名前見なくても誰だかわかる。だから好き。
みんながおんなじ字を書いたらつまらない。
字にヘタなんてあるのだろうか?顔や姿が違うように字だって違っていないとつまんなーい!
ってことは、最近わかったこと。
