

恋愛小説の神様=林真理子が、世界的古典文学の傑作に、新解釈で挑んだ意欲作。生き霊となってさまよう六条御息所のひとり語りで進行する手法、衝撃的な書き出しに、雑誌『和樂』で発表されたときには大きな話題となった。次々に繰り広げられる光源氏を巡る性愛の数々。不倫、略奪、同性愛、ロリコン、熟女愛…。あらゆる恋愛の類型を現代的感覚で再構築し、詳細に心理描写を施した。原書の第一帖『桐壷』から第十三帖『明石』までを中心に描いた、若き光源氏のノンストップ恋愛大活劇!
桐壺の更衣
空蝉の君
夕顔の君
若紫の君
末摘花の君
源典侍
葵の上
藤壺の宮
出京
須磨
明石の君


気の進まない女を抱くのも光の君と呼ばれる自分の使命だ―。そう言って壮年になっても次々と女性との関係を繰り広げる光源氏が、須磨から都に戻った後、亡くなるまでの晩年を描いた後編。原書でも大きな盛り上がりをみせる『柏木』の帖では、因果応報ともいえる男女の状況を、恋愛小説の名手=林真理子がどう描き切っていくのか?美しい日本の自然、平安の風物を丹念に描写。そして原書の退屈な部分をすべて省略し、現代人のスピード感に合わせて再構成した林真理子版の“小説源氏物語”堂々完結!『源氏物語』がこんなに過激で面白かったなんて!
六条御息所
告白
朝顔の宮
六条邸
玉鬘
夕顔の娘
女三の宮
柏木
宿命
落日
終焉








六条御息所が死んで冥界をさまよい、光源氏はあの方となって・・・
正直・・・めんどくさい!
またかっ!の繰り返し・・・他にやることはないのかっ!
お父さんですが弟です。
どっろどろ・・・
紫式部・・・特に興味はなかったし、古典は読めない。ざっくりしか知らない・・・
林さんの作品ってことで読んだ。
最後まで、時間はかかったけれど・・・読めた。
最後まで投げずに読めた!ってことに感動した。
ざっくり・・・
ビビられていた六条御息所が好きだな・・・

あとがきが面白い
レクチャーをしてくれた先生に林さんは質問をします。
私も、奥さんがそこにいるのによくやるよ!と思いましたから・・・
先生は「そんな質問をされたことがないに違いない。顔を赤くなさり・・・」って。
