本・中島京子 「キッドの運命」

2020-03-22 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

すぐそこにある未来は、こんな奇妙なものかもしれない。
廃墟化した高層マンションの老人が消えるわけ。汎用型AIが人を超えた時に起こる異変。
アグリビジネスから逃れた種の行き先――。
『小さいおうち』『長いお別れ』の著者が贈る、初の近未来小説。
とつぜんあの女があらわれた日は、雷鳴が鳴り響き、雹がばらばら降った日だった。しかも、あろうことか彼女は海からやってきたのだ。ドーニを一人で操縦して――「キッドの運命」
十四歳のミラは、東洋人の祖母が暮らす田舎で夏休みを過ごす。おばあさんばかりがいるその集落には、ある秘密があって――「種の名前」
人工多能性幹細胞から作った子宮? ぼくは、寝起きの顔をぶん殴られたような衝撃を受けた――「赤ちゃん泥棒」 他、全6編。


               

 読書備忘録 

途中、あれ、誰の本読んでいるんだっけ?と表紙を見たりなんかして・・・

「ふたたび自然に戻るとき」 子供の頃カラスがたくさん飛んでくると、誰か死んだね。と、近所の婆さんが言っていたのを思い出した。

「種の名前」 これがよかった。ナ県ナ市で聞いた農協の話を思い出したりして・・・なんかこんな姥捨て山だったらいいかもしれない。

「赤ちゃん泥棒」 そんな時代が来るってか?確かに不公平っちゃぁ不公平だわね。人によっては・・・

ふーん!と読んだ。

★★★☆☆

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