作品紹介・あらすじ
すぐそこにある未来は、こんな奇妙なものかもしれない。
廃墟化した高層マンションの老人が消えるわけ。汎用型AIが人を超えた時に起こる異変。
アグリビジネスから逃れた種の行き先――。
『小さいおうち』『長いお別れ』の著者が贈る、初の近未来小説。
とつぜんあの女があらわれた日は、雷鳴が鳴り響き、雹がばらばら降った日だった。しかも、あろうことか彼女は海からやってきたのだ。ドーニを一人で操縦して――「キッドの運命」
十四歳のミラは、東洋人の祖母が暮らす田舎で夏休みを過ごす。おばあさんばかりがいるその集落には、ある秘密があって――「種の名前」
人工多能性幹細胞から作った子宮? ぼくは、寝起きの顔をぶん殴られたような衝撃を受けた――「赤ちゃん泥棒」 他、全6編。
読書備忘録
途中、あれ、誰の本読んでいるんだっけ?と表紙を見たりなんかして・・・
「ふたたび自然に戻るとき」 子供の頃カラスがたくさん飛んでくると、誰か死んだね。と、近所の婆さんが言っていたのを思い出した。
「種の名前」 これがよかった。ナ県ナ市で聞いた農協の話を思い出したりして・・・なんかこんな姥捨て山だったらいいかもしれない。
「赤ちゃん泥棒」 そんな時代が来るってか?確かに不公平っちゃぁ不公平だわね。人によっては・・・
ふーん!と読んだ。
★★★☆☆
予約投稿