内容(「BOOK」データベースより)
後藤篤子は悩んでいた。娘が派手婚を予定しており、なんと600万円もかかるというのだ。折も折、夫の父が亡くなり、葬式代と姑の生活費の負担が発生、さらには夫婦ともに職を失い、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子の奮闘は報われるのか?
読書備忘録
老後資金が1200万でも大丈夫?と思っていたら娘の結婚式に600万、舅のお葬式に、そんなに?
結婚式は相手方があることだから、勝手は出来ないとは思うけれど、お葬式は大丈夫。
セールストークはすごいからね。絶対に一人で臨んではダメだわね。できれば友人とかがいい。親戚だと一緒になって吊り上げられちゃうから・・・
それに最近は 内輪で、家族葬で 済ませた。って、かなりの地位にいらした方でもそうだから、庶民が見栄を張ることはないのですよ。もっともあれば別だけれど・・・
焼き場にも、お部屋を取らないで自動販売機のあるロビーでの椅子で、ご家族だけで待っている姿も見かけますからね。
昔と違って確かに多様化しているみたいです。
立派なお葬式でしたね。なんてご挨拶して帰っていった人が帰りの電車で、もったいないなぁ~、あんなに派手にすることなかったのになぁ~、これからの事もあるし・・・って。
私はこれから生きていく方の負担にならないような葬儀がいちばんだと思います。その点サツキのお話は役に立ちます。
そのサツキ・・・私も篤子と同じに、警察にも探してください。をしないなんて床下に?なんて思っていたけれど・・・
替え玉年金詐欺っ! び、び、びっくり!!!
そんなお商売って・・・!!!!!!!!
年金は減らされているし、若い人はどうせ貰えないからって払えるのに払わないのはもったいないことです。
もし、なんらかで障害をもったとしたら・・・年金もらえるらしいですからね。
払いたくても払えない・・・これは・・・しかるべきところで要相談です。
さっくさくテンポよく読めました。
ち~っとも暗くない。
老後の資金がありませんのでどんより・・・ってことではなく、ちょっとなにしてんのよ!もー・・・って!
一部の富裕層とそれに近い生活をしている人には関係のないお話。
ま!そういう人は読まないと思いますけれど・・・