2日目の旅は、まだまだ続きます。
錦帯橋のあとは、瑠璃光寺へ。
室町時代、西日本の最大の大名家のひとつであった
大内氏は、海外貿易で巨額の富を得ました。
大陸や京の文化も取り入れたり、キリスト教の布教にも力を入れました。
山口には、日本で初めてできた教会もあり、
クリスマスも山口から始まったのですよ。
25代大内義弘氏の菩提を弔うために
1442年に、この五重塔が建立されました。
フランシスコ・ザビエル氏も見た五重塔です。
とても綺麗な庭園です。
国宝の五重塔もとても美しいでしょ。
瑠璃光寺は、永平寺と総持寺を大本山とする曹洞宗の寺院です。
紅葉も水面に映りとても綺麗です。
去年、シンガポール旅行で、
皆でお揃いで買ったバックを持参の筈が
一人だけ、お忘れの方がいました(笑)
相変わらず、笑いの絶えない旅で、皺が増えそう。
桧の皮で葺かれた、
桧皮葺きの屋根も美しい
高さ、約30メートルの五重塔は、
京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並ぶ
日本の三名塔のひとつに数えられていて
日本で10番目に古い塔です。
上に行くほど、細くなる建築方法で、
とてもバランスがよく、美しい塔です。
満月の庭から眺めるのも、風流です。
瑠璃光寺は、年間を通してライトアップがされていて、
9月には、「ゆらめき回廊」キャンドルナイトもあり、
それはそれは、幽玄な世界のようです。
境内のなかには、
うぐいす張りの石畳もあります。
手を打つと、キュと音がするらしいのですが
人が若干多くて確認はできませんでした。
佛足石です。
御釈迦様が石の上に立ち
民衆を導いてくださったということで、その足跡を伏し拝みました。
その足型を石に刻んだのが、佛足石です。
このようなものがあるのは、知りませんでした。
瑠璃光寺は、拝観自由で、拝観料も無料です。
太っ腹で嬉しいですね。
次回は、下関から関門海峡のトンネルを歩いて門司まで行きます。
門司港のレトロな街並みも紹介します