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見どころ満載!成田山新勝寺 厄払い編

2014年01月18日 | まち歩き

12日の日曜日は、主人の厄払いに

遥々、成田山まで行ってきました。

昨年はうっかり前厄に気づかず、とんでもないくらいの厄を頂きました。

節分が過ぎると、いよいよ大厄ということで、

これはどこかに厄払いに行かなくてはいけないということで、

吉方位を調べたら成田山でした。

電車を乗り継いで、成田に着くと参道は

まだ人でごった返していました。

人波に流されながら、やっと総門にたどり着きました。

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1000年以上の歴史を持ち、

全国有数の霊場とも言われる成田山新勝寺の

御本尊様の不動明王のパワーは素晴らしいもので、

厄除け・交通安全・開運にその力を発揮すると言われています。

成田山は、寺院としては日本一の参拝者数で

神社を入れても、日本一の明治神宮に続く参拝者数なんですよ。

成田空港には、よく行きますが

途中の成田では降りたことがなく、今回が初めての参拝でした。

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こちらが、1830年に建立された

国の重要文化財に指定されている仁王門。

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江戸時代に盛んだった魚河岸講の名残りで、

門の中央には「魚がし」と書かれた赤い提灯がかかっています。

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大本堂は、ご覧の通りの賑わいです。

御護摩祈祷を行う中心的道場で、

御本尊様の不動明王が奉られています。

1000年以上も御護摩の火を絶やすことなく、

日々心願成就を祈願しています。

また本堂の前には、地元の主婦が作った幅6.6メートルで

重さが200キロの成田山独特の照範(しょうはん)しめ縄があります。

稲穂を吊るしたような珍しいもので、1月末まで見ることができます。

成田山と言えば、豆まきが有名。

NHKの大河ドラマの出演者や、大相撲力士が豆をまく姿を

TVでもご覧になった方も多いでしょう。

今年は、「軍師官兵衛」の岡田准一くんや横綱の白鵬関もまきますよ~

豆まきの豆は、大豆30粒と

千葉の八街産の落花生を2粒まくのが成田山流とか。

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こちらが、1858年に建立された重要文化財の釈迦堂。

かつての本堂で、厄除けのお祓いが行われる祈祷所となっています。

お堂の中は、座るところがないくらいの混みようでしたが

無事お祓いも済みました。

主人は、自分で厄を受けるタイプではないようで

42歳の時も、家族に厄を散々振りまいてくれましたが

これで安心できますね。

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せっかくなので、額堂へも。

1861年に建立された重要文化財に指定されている額堂(がくどう)は、

額や絵馬などを奉納する為に造られたもので

歌舞伎の成田屋とも縁が深いところです。

初代の市川團十郎は、跡継ぎに恵まれなかったため、

お不動様に祈願したところ跡継ぎの男児を授かったご縁で、

市川家は、成田屋と呼ばれるようになりました。

歌舞伎には見得(みえ)を切るというポーズがありますが、

これは、お不動様の揺るがぬ御心を表わしているとも言われ、

この不動の見得は市川家だけに許されたものだそうです。

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朱塗りの美しい高さ58メートルの平和の大塔は、

真言密教の教えを象徴していると言われ、

世界平和と万民の幸福を祈願して、1984年に建立されました。

高野山でも同じような大塔を見たのを思い出しました。

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大本堂の隣りに建つ高さ25メートルの

重要文化財にも指定されている三重塔は、

1712年に建立されました。

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周囲には、十六羅漢・雲水紋・金色の龍の彫刻などが施されていて、

こんなに美しく鮮やかな塔は見たことがないくらい。

普通三重塔は、遠くから眺めるの美しいのですが、

ここは傍から、下からも眺めちゃいました。

成田山は、寺院も立派ですが

参道もなかなか趣があっていいんですよ。

整理番号471番!、あまりの人気にビックリの

名物のうなぎも食べてきました。

参道散歩は、次回に続きます

コメント (22)
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