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小さなしあわせさがして…

昭和の竜宮城 目黒雅叙園で假屋崎省吾の世界!

2014年10月26日 | 建物探訪
24日の金曜日は、チケットを頂いたので
急遽、ブロ友のケイさんを誘って目黒雅叙園へまで出かけました。



数年前にも、百段階段で行われる華展や雛まつりを見に行きましたが
今回も、華道家の假屋崎省吾氏の華展です。
目黒雅叙園は、大好きなので何度も紹介していますが、飽きずに読んでくださいね。



最終日間近の、お天気の金曜日、やはり混んでいて
なかなかの行列でしたが、おしゃべりをしているとあっという間に順番がやってきました。



漆と螺鈿のゴージャスなエレベーターに乗って、百段階段へ。
ここからは、撮影はNGなので、興味のある方はHPからご覧になってくださいね。

百段階段個展15回記念は、百花繚乱をテーマにした華展。
白樺を使ったオブジェのような大きな作品が多く
カーリーはやはり男性って!感じさせられました(笑)
普段のアレンジのお勉強には、あまりならなかったけれど
お花を見るのは大好きだし、百段階段は何度行っても飽きないんです。

2009年に東京都有形文化財に指定された百段階段は、
旧三号館にあたり雅叙園唯一の木造建築です。
昔は、華やかな宴会などが行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。
7部屋は、それぞれ趣向がことなり、見る者の目を楽しませてくれます。

特に、漁礁の間は、室内はすべて金箔や金泥などで仕上げられた
豪華絢爛なお部屋で、巨大な檜の床柱の彫刻は怖いくらい見事で
今にも、人が飛び出してきそうです。
天井・欄間の四季の草花図もとても素晴らしかった。

99段まで上って、花を観賞して、御土産コーナーに来たら
カーリーご本人が、丁度いらしていて、
サインをしたり商品を勧めたりと大忙しでした。
メイクもされてなかったみたいなので、写真はNG。

華展の後は、ホテル内を散策。



先ずは、江戸時代の風俗画を一枚板で、
木彫で作られたものがずらっと並ぶ「花魁通り」を抜けて、竜宮城の入口へ。



季節によってかわるエントランスは、今は秋。紅葉カラーでまとめられていました。

ここをくぐると、ホテルのフロントやレストランがあります。
まさに竜宮城、ここからが夢の国!?



やはりここに来たら入りたいトイレと呼ぶよりもお手洗い。
お手洗いの入り口とは思えないでしょ。
人気のお手洗いです。



中に入ると、漆塗りに螺鈿の壁画がお待ちかね。



さらに奥に進むと、朱塗りの橋が見えてきます。



天井を見上げれば扇形の花鳥画や美人画など。
これお手洗いの中ですからね(笑)
個室のドアも漆塗りに螺鈿細工です。



気持ちよく用を足したあとは、撮影スポットへ。
庭園には滝もあるんですよ。
ここで写真を写したら、ランチタイム。
ケイさんが探しておいてくれた、目黒駅隣の、ビストロ・ガブリへ。



先ずは前菜から。



週替わりのランチプレートの中から、豚肉のローストチョイス。
これに珈琲も付いて、980円。



デザートの柑橘のテリーヌに興味津々のふたり。
グレープフルーツやオレンジをゼリーでよせてあるようなもので
さっぱりお口直しにはよかった、カロリーも低いしね。
追加で注文をしてよかった。


思いもよらない急なお出かけでしたが、秋晴れの一日楽しめました。

次回は、北海道旅行記 最終章の予定です。


コメント (30)
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