ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

ボッティチェリとルネサンス

2015年06月27日 | アート・文化
旅行記の途中ですが、ここでひと息。
25日の木曜日、ブロ友のこうさん
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムへ
28日までの「ボッティチェリとルネサンス」フィレンツェの富と美を観に行きました。

11時過ぎに、渋谷駅のハチ公前で待ち合わせ。
そのまま、東急本店隣のBunkamuraへ。



先ずは、ランチから
この日は、Bunkamuraにある「ドゥ マゴ パリ


この写真は、吹き抜けのスペースで、
陽射しが降り注ぐ開放的なテラス席。
パリっぽい雰囲気でしょ!
それでも、ここは地下なんですよ。



テラス席もよかったのですが、蒸し暑かったので、店内へ。
残念ながら、すでにお客様がいらしていたので店内の写真はご遠慮しましたが
高い天井で、絵画が掛けられていて落ち着きます。



私がキッシュロレーヌ、こうさんがハムとチーズのオムレツをチョイス。
美味しい食事の後は、ザ・ミュージアムへ。



15世紀フィレンツェでは、芸術家が多くの傑作を生み出していました。
そのなかでも、ルネサンスの巨匠といわれる
ボッティチェリは素晴らしい作品を残しています。

ボッティチェリの作品をみるのは、これで2度目。
前回は、昨年の秋に東京都美術館でウフィツィ美術館展以来です。
ボッティチェリは、いくつもの聖母子を描いていますが、
このポスターの絵は、「ケルビムを伴う聖母子」
ケルビムとは、智天使のことで、聖母子の周りにいくつもの顔が見えています。
ちょっと怖い。。。



「聖母子と二人の天使」



こちらは、243センチ×555センチの大きなサイズの「受胎告知」
処女であったマリアが、神から遣わされた天使から
「マリア、恐れることはない。あなたは神からお恵みをいただいた。
あなたは身ごもって男の子を生むが、その子をイエスと名付けなさい」と告げられる場面。



この作品は、スケッジャの「スザンナの物語」
旧約聖書外典で語られる敬虔で貞淑な妻スザンナは
美徳を代表するものとして婚礼家具に描かれたものですが
絵の中の人々を、よく観ると
それぞれがいろいろなことをしていて、とても面白いんです。
お尻が半分見えていたり、スザンナの風呂をのぞく男など…
外国の絵画って、中心から離れたところを観るのも楽しみなんですよ。
絵のテーマとは違ったものや、怖いものや、
動物たちも面白おかしく描かれていたりします。

約80点の素晴らしい作品にうっとりでした。
こうさんとフィレンツェやローマに行きたいと盛り上がりました。

こうさんとは、箱根のラリック美術館で、ご一緒してから
先月はルーヴル美術館展と、今回で3回目でしたが
絵を観るペースが阿吽の呼吸で一緒なんです。
それって感動も分け合えるし、とっても楽しいんですよ。



絵画鑑賞のあとは、スイーツタイム。
フレッシュ・フルーツタルトが並ぶ
カフェコムサ シブヤ西武店へ。
ここは、カフェコムサでも、セルフサービスなので
お値段も少し安く設定をされています。



美味しいタルトを食べながら、やはり旅行の話で持ち切り。
話は絶えることなく、気が付けばもう夕方。
楽しい1日を過ごすことができました。
こうさんありがとうございました。


コメント (24)
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