ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

第二次世界大戦の爪あと、パールハーバーへ

2015年06月18日 | ハワイ旅行
三日目は、朝6時集合のツアーへ。
行先はパールハーバー、真珠湾です。



太平洋における第二次世界大戦の勇敢を称える国定公園
「パールハーバー・ビジターセンター」は、
4年前にハワイに来た時は、日本が真珠湾を攻撃した12月7日。
さすがに、パールハーバーに行くのは気が引けて止めていたので
今回はオプショナルツアーに参加しました。

真珠湾攻撃なんて過去の出来事、ツアーも私たちだけかと思っていたら
意外にも老若男女で、バスはほぼ満席。
それどころか、パールハーバーに到着すると
凄い混雑で、アリゾナ記念館のチケットを貰うために行列。
知らなかったのですが、ハワイで一番来場者の多い観光スポットなんです。

ガイドさんは、8時台の見学の予定で、解散は11時とか言っていましたが
この日は、特に混んでいて11時15分からの見学のチケットとなり、
これから4時間近くの待ち。
さすがに、杖をついている主人は待つのは嫌だと
いうことでどうしようと思っていたら
ガイドさんが、せっかく着たのだから、アリゾナ記念館は諦めて
その他の見学をして、1時間後にホテルまで送ってくれることになり
先ずは、ビジターセンターの博物館を見学。



これが戦艦アリゾナ号の模型、
そのとなりには、真珠湾攻撃をした日本海軍の航空母艦赤城も飾られています。

1941年12月7日太平洋戦争の始まりである日本軍の真珠湾攻撃が行われた
様子を伝える映画や、展示物で学ぶことができました。

また、日本の広島市に住んでいた原爆の被爆者である少女「佐々木禎子さん」は、
広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルともなっているので
ご覧になった方は多いでしょう。
白血病で苦しみながらも禎子さんが
キャラメルの包み紙で折った小さな折鶴は、
近年、海を渡って国際的に認められた平和展示物となっています。




遠くに見える白い建物がUSSアリゾナ記念館で、
日本の攻撃を受けて、乗組員1177名を中に残したまま沈没しました。
その沈没した戦艦アリゾナ号の上にこの記念館が建っています。
専用ボートで渡るんですよ。白亜の慰霊塔というところでしょう。



潜水艦ボーフィンも見学ができます。



ビジターセンターからの美しい眺め。



クロスロード・オブ・パシフィックの後ろに見えるのが
ツリー・オブ・ザ・ライフ、平和の記念碑。




こちらは、アリゾナ号の錨。
大きいですね。



この白い球のようなものは何?
フリーウェイからもよく見えるのでずっと気になってました。
パールハーバーだから、パールのオブジェなんて思っていたら
これは、海上配備Xバンドレーダーで、
アメリカ軍がミサイル防衛用に配備を進めているレーダー。
アメリカ合衆国本土へ飛来する弾道ミサイルの警戒・脅威評価を目的としていて
このまま動くレーダー船なんだそうです。

一時間ほどの見学をして、イレギュラーですが
ガイドさんにホテルまで送って貰いました。
ガイドさんは、幼少期を日本で過ごしてからハワイへ。
ホテルに着くまで、ずっとお話をしてそれはそれで、楽しかったです。

少しだけ、第二次世界大戦の歴史に浸ることができました。
コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする