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小さなしあわせさがして…

厄除け祖師・妙法寺をぶらり…

2017年05月06日 | パワースポット
爽やかで天気に恵まれたGWでしたね。
皆さまはいかがお過ごしでしたか?
私は冬服の洗濯や夏服を出したりはしましたが、家事仕事は思ったよりも捗らず。
女子会ランチや美術館へと、近場のお出かけを楽しみました。
来週は、歯科治療や乳腺外科・内科、主人の病院の付き添いなどの病院デーで少し憂鬱です。

前回の妙法寺の続きです。
日蓮宗 本山 やくよけ祖師妙法寺は、昔から江戸庶民の間で「堀之内のおそっさま」と言われ、厄除けのお寺として全国から大勢の参詣者がありました。
霊験あらたかなお祖師さまが祖師堂に奉安してあることから、妙法寺の境内に入るだけで厄除けになるともいわれるくらいなんですよ。



仁王門の左右には、徳川四代将軍家綱公が寄進したとされる金剛力士像(仁王様)。
左右の像は「あ・うん」の呼吸でお守りしています。




祖師堂の正面には「感應法閣」(かんのうほうかく)の額がかかっていますが、感應法閣とは、おそっさまの胎内という意味で、お参りした方との縁を結ぶと言うこと。



日本近代建築の父といわれるジョサイア・コンドル氏(鹿鳴館・旧岩崎邸・ニコライ堂などを設計)の設計による貴重な和洋折衷様式の鉄門。
扉上の中心に極彩色の鳳凰を抱いています。
コンドル氏の建築は大好きで、旧岩崎邸・ニコライ堂・三井倶楽部・旧古河邸と訪問をしています。
そんなコンドル氏の建築物がこんな近所にあるなんて…嬉しいですね。

この玄関の奥には「御成の間」があります。
堀ノ内は徳川将軍家の鷹場の中にあり、妙法寺は将軍の休息をとる御膳所として使われていました。



三軌堂と呼ばれる「本堂」。
左手に見える回廊では、毎年2月の節分会のときに、豆まきがおこなわれています。



本堂の左奥に建つ「日朝堂」では学問と眼病の祈願を。



絵馬はおめめです。



「二十三夜堂」は、二十三夜様をお祀りしているお堂です。二十三日の夜、月待をすれば願い事が叶うとされる二十三夜尊信仰 毎月二十三日にはお堂が開かれ、白蛇が石になったとされる「なで石」を触れると財運・縁結びのご利益があります。



二十三夜堂の東側にある「浄行堂」は、浄行様のお身体を清水で洗い、自分の体の悪いところと同じところをタワシでこすると良くなり、祈願することによって病気治癒・家内繁栄の御利益があるとされています。
私は、胸と喉を特によくこすりました。

妙法寺は都会とは思えないほど緑も多く花々も綺麗なんです。



燈籠と紫陽花。



6月になると紫陽花の他、菖蒲も咲きます。

先日TVで昔の時代劇のドラマを観ていたら、ロケ地が妙法寺だったんです。
昔はよく時代劇のロケにきていました。
妙法寺、久しぶりにぐるっと周ってみました。
改めていいところだと思いました。
コメント (14)
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