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小さなしあわせさがして…

赤坂うまやでランチその後は、「地獄絵ワンダーランド」

2017年08月19日 | ランチ
なかなか夏空のやってこない8月19日は、ジム友と三井記念美術館へ行くことにしました。
でもその前にランチ。
三井記念美術館は日本橋なんですが、ランチのお店が見つけられなくて、赤坂へ。
先日赤坂の料亭とこのお店と迷って、料亭に行ってしまったので
通り道の赤坂見附駅で下車をして、徒歩数分の赤坂うまやへ



以前有楽町店には、行ったことがありましたが、赤坂店は一軒家レストランということで楽しみです。
赤坂のビルの谷間に、こんなスポットがあったんですね。



さらに奥の暖簾をくぐると、玉姫大神を祀った神社もあります。
うまやは、歌舞伎役者・三代目市川猿之助のディレクションによるお店です。
坪庭もあったり雰囲気もいいです。
夜の方が、もっといい雰囲気らしいですよ。



五味を追求したうまやの料理。五味とは、甘さ・酸っぱさ・辛さ・苦さ・鹹(しおから)さ。
人の五感に届く美味しさです。

ランチは、何種類かありますが、名物の市川猿之助氏の楽屋めし1600円をチョイス。
楽屋めしとは、三代目・市川猿之助氏の為に、楽屋に届ける弁当をアレンジしたもの。
少しづつ色々な種類のものが食べられるんですよ。
まさに五味を味わいながら、見た目でも楽しめます。



最後は、クリーミーな杏仁豆腐を食べて大満足。

日本橋に行く前に、もう一か所行きたいところがありました。
今たびねすの記事で、赤坂の神社仏閣の記事を作成中で、どうしても記事に入れたかったところ。



NHKの朝ドラ「ひよっこ」に出てくる洋食「すずふり亭」の近所にある稲荷いう設定の「鈴降稲荷」
一ツ木通りから、一本横路にそれたところにありました。
この目印がなければ、多分見つけられないほど、奥まっているし小さな稲荷です。
この辺りは鈴降横丁と呼ばれたことから、多分すずふり亭と名前が付いたのかもしれません。



元禄6年に鎮座した徳川家所縁の稲荷神社です。
道に迷った徳川家康が鈴の音によって助けられ、その恩義から住民を江戸に呼び寄せて、
祠を建てその鈴を神鈴としたのが始まりとされています。

小さなお賽銭箱にお賽銭を入れて、鈴を鳴らしました。

無事お参りもできたので、赤坂見附駅から日本橋まで行きます。



日本橋といえば、三越本店ですね。
1階のエントランスには、涼しげに金魚たちが泳いでいます。



ローマ風コリント式大オーダー列柱の重厚感が溢れ、堂々たる三井本館。
クラシカルで美しいビルは、国の重要文化財にも指定されています。
三井系の会社にいたので、なんとなく親近感もわきます。



三井記念美術館は、三井本館の7階にあります。
ジム友が頂いたチケットで、「地獄絵ワンダーランド」を観ます。

入り口を入るとまず最初は、水木しげるの絵本「水木少年のんのんばあの地獄めぐり」の原画です。
そこで八大地獄を学んで、そこから先はまさに地獄絵図です。
六道地獄の光景や地獄の構成メンバー(閻魔王・十王・地蔵菩薩)などが書かれた、
昔から伝わるそれはそれは恐ろしい絵です。

地獄には、等活地獄→黒縄地獄→衆合地獄→叫喚地獄→大叫喚地獄→焦熱地獄→大焦熱地獄→阿鼻叫喚地獄と8段階もあって
罪を重ねるごとに、どんどん下に落ちていきます。
下に行けば行くほど、身体を刻まれたり、鍋で煮られたり、見るに堪えない仕打ちです。
一番罪の重い阿鼻叫喚地獄に行くと、灼熱の鉄が降り続けたり
くちばしをもつ虫が5億匹もいる穴の中を2000年かけて落ち続けます。
たとえ死んだとしても、そこから抜け出ることはできず、何度も繰り返されるんです。
これをみたら、いくら仏の教えとしても罪を犯すことがどんなに恐ろしいことなんだろうと、思わない人はいないでしょう。

それとびっくりしたのは、子供たちが多数観に来ていることでした。
学校の美術館レポートの課題にもなるらしく、中学生までは無料のようでした。
怖い夢をみないといいな~と。 
夏に相応しい、ゾクッとする美術展でした。

旅行ガイド【たびねす】に新しい記事が載りました。
高級料亭のランチがなんと1500円から!東京赤坂「金龍」


コメント (24)
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