冷たい雨が降ったりやんだりの1月23日は、
今年も百段雛まつりの内覧会で取材に行ってきました。
午前中は、フィットネスで筋トレと、ジャズダンスをして
いざ、目黒のホテル雅叙園東京へと向かいます。
2020年は、出雲・因幡・萩のひな紀行です。
また令和初の雛まつりということで、江戸~令和までの時代雛も展示。
先ずは「十畝の間」では、その時代雛です。
こちらは昭和戦前の京雛で、お顔がふくよかで可愛い。
軍服を着て椅子に座っているのは、明治天皇で
その隣には昭憲皇后です。
明治の時代を感じる変わり雛。
平成は、皇太子両殿下の婚礼雛。
こちらは記憶にも新しい天皇陛下御即位の大嘗祭で、お召しになった
麁服(あらたえ)を纏った令和の雛。
時代物の家具に飾った雛の風景も素敵です。
旧家ではこのように、雛まつりを祝ったのでしょうか。
美しい建具に映える雛たち。
私の一番好きな「漁礁の間」には、座敷雛が所狭しと飾られています。
野鳥の会の方が数えてみたら、人形の数が698体とか。
すべてを入れると1000体ほど。
出雲・因幡などの神話を織り込んであり
まるで絵巻物を見ているようです。
「草丘の間」では、今回初の試みで現代の生活に溶け込むお雛様を紹介。
インテリアコーディネーターの石橋とみ子氏が監修した
雛のしつらいを展示しています。
こんな可愛いウサギちゃんのお雛様が箪笥に映えます。
またこちらは、1月24日~2月14日までの期間限定ですが
初の「ひな茶房」もオープン。
1000円で薄茶と上品なお菓子が頂けます。
雛を愛でながら頂くお茶は格別です。
まだまだ素晴らしいお雛様があるので、次回に続きます。
⇒LINEトラベルjpに「百段雛まつり」の記事が載りました。