今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

フデリンドウが見たくなった

2008-05-01 07:13:33 | Weblog



 朝、新聞を取りに庭に出た。モッコウバラの控えめな匂いがした。自宅庭ではそろそろ、モッコウバラ(黄)が満開だ。白花が満開になったら・・・匂いは控えめとは言えないだろうな。

 そろそろ、チゴユリやフデリンドウが咲き出すはずだ、と思ったら見たくなった。千畳平ではチゴユリはほんの小さな芽が出ていただけだった。低地では咲いているはずだ・・・。

 まず、フデリンドウを探しに行った。小さな蕾が一つ、二つ、早いかなと思ったが、もう開いているものもあった。


   






フデリンドウ

 でも、こんな蕾をみたら、また来なきゃダメだな。




 周囲にきのこはないか探してみたが、あるのはこれだけ・・・。



ウラスジチャワンタケ


 車に戻り、周囲を見て廻る。
 ムラサキケマン? ほとんどの花は散ってしまっていて、種の入ったさやができている。



ムラサキケマン


 チゴユリの咲いていた周辺には若い芽さえも見当たらなかった。消えてしまったのだろうか?シャガだけが咲いていた。





 その近くには、・・・


キランソウ



ヒメハギ


 昼飯を食べた後は、この間、行けなかった六甲のF山の梅林に行くことにした。これまで幾度となく訪れる機会がありながら何かがあり、一度も行けたことがない。どこにあるかも分からない。いささか出発が遅いがこの時を逃したら・・・また行くことはないような気がした。

 予定通り、道を間違えて・・・、公園に着いたのは3時を過ぎていた。売店のおばあさんにこの辺に梅林はないかと聞いたところ、歩いて20分程だとのこと。時間が遅いのは気になるが、丁度良い運動だ。
 歩いて行く途中、タンポポのような花が咲いていた。


センボンヤリ?



ピンボケ、知らない花
  *2008.05.05. I氏の助言によりセントウソウと判断した.


 20分のほとんどは下りだった。帰りが思い遣られたが、梅林に辿りついた。
 そこは、山間の狭い窪地で、斜面に梅が植えられていた。日陰が多くきのこには良い環境だが、梅には苛酷だろう。梅の木は細く、枯れているものもあった。

 さて、会の精鋭が2日前に精査しているのだ、かけらも見つからないだろうと思いながら、靴の紐を結び直していると、目の前にハルシメジは出ていた。まだ、梅林に入ってない。ここは桜の根元だ。




 ここは、盲点だ。誰も見なかったのだろう・・・。その後はそう簡単には見つからなかった。







 それでも、小振りながら20本ほど見つけることができた。下草は少ないが斜面が急で今までのハルシメジ探しと勝手が違い、面白かった。

 急いで、車に戻ったが4時半を過ぎていた。家に着くのは6時頃になるだろう。


コメント (13)
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