下宝珠越から中宝珠越へ
相変わらず、山は雲に覆われていて、元谷越しに時々見える大山は裾野しか見えない。山の上が雲に覆われているだけで、足元は良く見えているのは救いだ。細い山道の斜面を小さな実を付けた植物が覆っている。
アカモノ?
道の脇の花はヤマアジサイは相変わらずだが、シモツケが混じりだしている。そして、麓ではかなり前に花の時期を過ぎている、卯の花が咲いていた。
卯の花(ウツギ)
これは、山では良く見るヤマハハコだが、葉が細長い。花はまだ先。蕾も見えていない。
ホソバヤマハハコ
道は続く・・・
左:ヤマアザミ
右:カラマツソウ
6月に来たときに沢山見かけたキンポウゲ科の葉はカラマツソウだったということだな。
視界はかなり、開けてきて時折、大山が見える。
ニガナの仲間(分からない)
ヤマボウシの花を何度か見かけたが、どれも赤味を帯びた花だ。そういうもの?
ヤマボウシ
これは、クガイソウの蕾だろうか・・・・、そうだとしたら、開花までは随分日にちが必要だ・・・・
クガイソウ?
ダイセンクワガタの花のあと・・・
左:サンカヨウの実
右:エンレイソウの実
蕾と花のあと、ばかり・・・・。やはり、時期が悪いか・・・・。葉だけで何か分かるようになったのは大したものだと、自画自賛・・・・
大山方面
景色が大きく開けた。雲も切れ始めている。
崖をロープをつかんで攀じ登る。
左:(ホソバ?)ヤマハハコ
右:カラマツソウ
色の濃いヤマアジサイ・・・
ヤマアジサイ
ニガナの仲間(分からない)
シモツケとカラマツソウの数が増えてくる・・・
シモツケ
カラマツソウ
足元に小さな白い花が咲いていた・・・・
大山寺の道沿いに咲いていたユキノシタとは違う。ダイモンジソウのような気がするが、秋の花ではなかったか?ジンジソウも秋に咲く花だが・・・・
でも、やっぱりダイモンジソウ?
上宝珠越を過ぎ、そろそろユートピア小屋も近づいてきた。のんびりと写真を撮りながら歩いて来たせいか、それほど疲れもない。もう、歩き始めてから3時間が経っていた・・・。
シモツケ
つづく