今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

車山高原から麦草峠・白駒之池へ 2010.07.18.(1)

2010-07-26 22:26:21 | Weblog

早朝の風景



 朝、6時、車山高原のホテルの窓から外を見ると、山は濃い霧に覆われていた。天気はどうなることかとは思ったが、考えてもしょうがないので露天風呂に行き、その後、荷物を整理してホテルを後にした。



 ホテルの前で・・・




オオバギボウシ?














ホテルの部屋は広く、綺麗だった。素泊まり、3800円とは思えなかった。


 さて、ホテルを出てみると、霧は晴れ渡り、快晴。




蓼科山




蓼科の別荘地を過ぎて麦草峠に向かう。最初の予定では車山高原の奥のあまり人に知られていない高原を歩くつもりでいたが、ヤナギランなどの開花が遅れているので急遽、予定を変更したのだ。明るい高原の花から、森林の道を歩くことにした。


 向かう途中・・・




オオマツヨイグサ



 そして、別荘地を過ぎた辺りの道の脇の林で・・・




シカ



 峠に向かう途中の道の脇にちいさな展望台があった。車を降りて登ってみる。




見覚えはある花だが・・・





中央アルプスの山々


明日、向かう予定の木曽駒が岳も見えているのだろうか・・・





南八ヶ岳の峰々 



 さらに車を進めた道の脇に咲いていたのは・・・




アカテンオトギリソウ?




 麦草峠近くの麦草ヒュッテに着いた。







ここで、車を停め峠越えをして高見岩、白駒の池まで歩く予定だ。


 ヒュッテの周りは植物園になっているようだが、特に管理されている様子もない。ネットではクロユリが咲いているだとか、書いてあるが探すのは大変。




ヨツバシオガマ


     
左:シロバナノヘビイチゴ?
右:オオヤマノフスマ




シナノオトギリ?



 その植物園を登って行き、森の中に入ってゆく。実は、このルートを考えたのは去年、一週間後くらいに高見岩を訪ね、ベニテングタケに出会ったこと、そしてこの時期、出会ってみたかったオサバグサがこの周囲に咲いているらしい・・・という情報があったからなのだ。




苔蒸した森




 森の中を続く道は急で、薄暗く、苔蒸していて歩きにくい。苔の上には・・・




ヤマイグチ



きのこが生えている。ヤマイグチとして良いだろうが・・・・、その根元には特徴的な葉。シダのようだと思いながら見ていると・・・、これは、オサバグサの葉じゃないか・・・。




オサバグサ








暗い森の中でこんな繊細な花を撮る術は持ち合わせていない・・・。ごめんなさい。何枚も撮ったけれど、どれもまともに撮れていない・・・



     
左:オサバグサ
右:調査中




調査中



 森の中には名前の分からない小さなランが沢山咲いている。




不知



     
左:セリバオウレン
右:ゴゼンタチバナ




 これは、ヤグルマソウ・・・、ではなさそうだ・・・




知らない・・・







コフタバラン




 思ったよりも道は急で、長く、疲れた。ようやく高見岩と峠の分岐点に着いた。







 高見岩、白駒の池へと歩いてゆく。明るい場所にはゴゼンタチバナが沢山咲いていた。




ゴゼンタチバナ



 下りの道の脇にはキノコが幾つか出ている・・・



     


fungi・・・


どれも、馴染みの無いきのこ達。



 ようやく高見岩の山小屋に到着。人が沢山いて、昼を食べている。岩山を登り池を見る。




白駒の池



去年、ベニテングタケをこの場所で見て感激した、あの日から一年が経ったんだ。辺りを見廻す・・・・









 風が気持ちよかった。


 岩山を降り下り始める。




ズダヤクシュ



 周囲はシラビソの林だ。その下を苔が厚く覆っている。赤いものが見えた・・・








マスタケ



針葉樹に出るマスタケだ。色が鮮やかだ。若ければ食用になるが、食べて旨いものじゃない。




??



 周囲を見ながらのんびりと歩いて白駒之池に到着した。





白駒之池
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真夏の伊吹山 予告 2010.07.24.(1)

2010-07-26 07:54:47 | Weblog

伊吹山 5合目から山頂を望む





ユウスゲ





クルマユリ



 伊吹山に行ってきた。低い山の割りに行程は長いし、大問題は途中、陽を遮る木々が全く無いないということ。今回は、のんびりと、無理をせずに楽しむことにした。




イブキフウロ


 いつになるか分からないが、予告。
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