今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

霊仙山の福寿草 2011.04.10(1).

2011-04-14 23:05:34 | Weblog




 伊吹の晩は、帰着後風呂に入り、牡丹鍋を食べてから、そこそこ飲んで寝た。翌日、何をして遊ぶか決めなければならなかったのだが、食事から戻り、部屋でビールを飲んでいるうちに相棒は寝てしまった。


 2日目の予定は、伊吹山の状況を見てから決めようと思っていた。一つは奥伊吹を歩くこと、二つ目は谷を挟んで反対側の霊仙山を登ること。伊吹の様子は、やはり春の訪れは遅れている印象・・・・、それから判断すれば後者となる・・・・。


 伊吹の下りで右足首を痛めたのが気になっていた・・・、もともと、右手首を痛めている。朝、起きてから決めよう・・・・


 翌朝、7時に朝飯を食べながら、快晴の天気を見て霊仙山に登ろうと決めた。支度をして、登山口に向かって走る。仲間からどこから登るのが良いかは聞いてある。途中、昼のおにぎりなど買いながら登山口へ向かうと、前方にタクシーが2台走っている。まるで、先導車のようだ・・・・・。そうか・・・・、登山客なんだ・・・・。


 落合の登山口付近は駐車スペースは残っていなくて、100mほど手前の道の脇に車を停める。降りて、用意をしている間に6台のタクシーが通り過ぎてゆく。なんだこりゃ?


 登山口に歩いて行く。















このネコノメソウの仲間は・・・、何?ニッコウネコノメ? ヨゴレネコノメ?







 登山口の前には人だかり。さっきのタクシーの連中だろう。総勢27人。引率の方が、「時間は気になるが、安全が一番。ゆっくり登りましょう」 なんて、言っている。その脇をすり抜けて登る。



 登り初めてじきに今畑地区を通る。廃村らしく、斜面に何軒かの建物や家の土台が残っている。その周囲に・・・











ちょっと、咲き疲れた福寿草が咲いていた。


 しばらく、急な登りが続く。




登る斜面には、これ、ニリンソウ?イチリンソウ?、若い葉が沢山出ている。


 きっと2週間もしたら花を一面に咲かせるんだろうな・・・・。そして・・・・

 



ヤマシャクヤク


 この山には沢山のヤマシャクヤクの花が咲くと聞いていたが・・・・・、この辺りなのか・・・


 急斜面を過ぎて、周囲が開けた。









何だっけ・・・





何かの化石


 山道は明るい緩斜面に続いている。





カレンフェルトというのだろうか・・・・


 石灰岩がゴロゴロと転がった岡を歩いてゆく。



オニシバリ




イチリンソウ



 もう、ひと登り・・・・





 年上の女性の団体が登ってくる。最近、こういう元気な人達、多いよなぁ・・・。




スハマソウ





遠くに雪を被った山が見える。


 いい加減な記憶で「藤原岳?」と言ったら、オバサン団体のリーダーに文句を言われた。リーダーにはプライドがあるらしい。ちょっと、嫌な感じだな。


 やがて、標高1000mほどの稜線に出た。石灰岩がゴロゴロとした、登山道を歩いてゆくと・・・・




福寿草







自然のままに咲いた福寿草達。


 この山で初めて出会ったんだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする