落合の登山口からの急坂を一気に登り、笹峠を過ぎ、もう一登りすると、霊仙山頂付近は緩やかな登り下りを繰り返す岡のような地形が広がっている。全体が石灰岩でできた山のようで、この時期、石灰岩の間に見えるのは枯れ葉と福寿草。
尾根を歩いてゆくと、所々に雪が残っている。
天気も良いし、福寿草のシーズンだからだろう、登山客が沢山歩いている。登山口も幾つかあるようで、いろいろな方向から人が歩いてくる。
山頂の台地に着いてから、石灰岩がゴロゴロ転がった歩きにくい尾根を進む。そして、周囲には福寿草。
漸く、最高地点に到着した。
この山は最高地点が山頂ではなくて、少し離れたところに見えている岡が霊仙の山頂らしい。いい加減、腹も減ったし、変化のない風景にも飽きてきたので、昼飯にした。
また、ビールを飲みながら、食べる。
その後、律儀に山頂まで歩き・・・・・
カレンフェルトの中を歩き・・・・・
下る。途中、
お虎が池
ここからは坂を一気に下る。
途中、汗拭き峠を経て・・・・
薄暗い杉林の中を沢沿いに下る。
これは、朝に見たネコノメソウとは違うようだが・・・・
やがて、落合の集落に到着。古い家は並んではいるが、人はもう住んでいないのだろうか。あるのは登山客の車ばかり。
神社があり、提灯に灯りが燈っている。今日は何か、行事があるようだ・・・・・。
登山口に停めてある車に向かって下ってゆく。
標高差は800m程の山だったけれど、急な登りは最初の辺りだけ、その割りに15kmほど歩いている・・・・。行程の長い山歩きだった。そのまま、車で彦根まで走り、帰宅した。自宅に着いたのは夜の7時頃。