以前は緊急きのこ情報!・・・なんて、大袈裟に書いていたけれど、秋のきのこが出始めるっていうのは、実際、きのこ好きにとっては大切は情報だ。出遅れるとそのシーズンに出会い損なうきのこだってあるかもしれないのだから。でも、緊急ってほどではないかな・・・。
秋のきのこというと、きのこ好きは何を考えるのだろう。。例えば、タマゴタケ。秋のはしりに出るけれど、梅雨明け頃にも良く出る。アミタケも同じ。だから、秋のきのこという印象が薄い。シャカシメジ、ホンシメジ、マツタケ、コウタケ・・・・、これらは間違いなく秋物だ。
前振りはこれ位にして、3連休の中日、午前中は古新聞、ダンボール、壊れた家電、そしてゾッとするほどの数のビールの空き缶を東奔西走、捨てて廻り、終わってしまった。午後から、良く行く中華料理屋で五目焼きそばの大盛りを食べる。
この焼きそばの量がちょっと半端ではないのだが、写真からは伝わりにくい。皿の径が30cm以上あるからな・・・
野菜が多くて良いのだが、最近、イカ、豚肉とか少なくなってきたかも・・・・。でも、この日はしばらく見かけなかったベビーコーンを発見して感激した。写ってないな・・・・。どうでも良い前置きはこのくらいにして・・・・
先週、タマゴタケを収穫し、その後、珍しいイグチ達に出会った場所を再度、歩いた。1週間で状況は変わるのか・・・。車を停めた目の前にタマゴタケの幼菌が頭を覗かせていた。そして、歩いて行く先の道の脇には・・・・
タマゴタケ
やっぱり、そう変わるもんじゃない?? 先週は雨が降らなくなってしばらく経った頃で、その後は昨日まとまった雨が降ったばかり。だから、湿っているけれどきのこは、ほとんどない状況を予想していたが、そうでもないようだ。それも、このスポットだからのことだろう。川沿い、日陰、山から滲み出す水が湿度を保っているのだ。
いつもは僅かしか流れのない川は、まるで渓流のようだ。
道の山側の斜面を見ると、落ち葉の間から茶色のきのこが顔を出している。斜面を登って見に行くと・・・・
ん?ひょっとして?落ち葉をどけると・・・・
クリフウセンタケ
そして、近くに・・・・
大きいもので、傘の径は15cm位ある。周囲で沢山でるクリフウセンタケとは違う。大型で柄が太く、美味しい方のクリフウセン。まあ、この辺をはっきりさせて欲しいところだが・・・・
兎に角、秋物、クリフウセンタケが出始めた。しばらく雨が降るから次の週末からは、秋のきのこの季節が開幕するだろう。
あそこにも・・・・、と思って斜面を登るが・・・・
ダイダイイグチ
初物は少ないから価値があるというもの。。
つづく。