ふと気がつくと尾根には人影はなく、この花の季節に無人のユートピア尾根も良いものだ。でも、もう午後の2時半だから降り始めよう。
下って行く道。
先にユートピア小屋が見えている。
そして、三鈷峰。
下りの道は楽だ。景色に気をとられて足を踏み外さないようにしなければ・・・・。
花の大山は、今年はこれが見納めになるだろう。
三叉路から下り始め、歩いて行く。
オオカニコウモリ
サラシナショウマ
どちらもこれからの花。
アサギマダラがとまっていた。近づいても逃げない・・・・
ウバユリと??
今更ながらこの看板、中宝珠越へ0.8kmと書いてあるのかな・・・・。ということは、ここが上宝珠越だったのか?まあ、兎に角、ここで休憩してスパッツを付けた。砂滑りの開始点なのだ。
ここから急な斜面を下り、ロープに捕まって砂滑りに降りるのだが、右の肩の筋を痛めている。あの蜂の襲撃を受けた日に風に煽られた車の後部ドアが当たった。ロープに捕まっても痛くて腕を伸ばせないのだ。困ったが何とか。
友人は一足先に下って行ってしまった。砂滑りには、前回と同様、細かい砂はあまりなくて以前のように滑るように下ることはできない。いつになったら復活するのだろう・・・・。足元に気をつけながら下り、途中、2mくらいの落差のある手前で躓く危ない場面があったが、なんとか止まり、20分ほどで大方を下った。
ついさっき、歩いてきたきた尾根が見えている。
そしてさらに傾斜は緩いがゴロタ石で歩きにくい斜面を下り・・・・
見上げる。
そして、ブナ林の中に入り込み・・・・
大神山神社奥の宮に到着。長い石段を下り・・・・
下った所の湧き水で喉を潤おし、顔を洗った。もう、4時40分だ。いつもの茶屋の前を歩いたのは5時を少し過ぎていて・・・・、楽しみしていたソフトクリームは食べられなかった。それでも、代わりの店を探して食べた。
朝、車を停めた駐車場に向かう道。遠く、米子の海が見えていた。
渋滞がないことを祈って、高速を走り帰宅した。