追憶というほどではないけれど、そろそろ、懐かしくなってきたところで、北八ヶ岳周辺を歩いたときに訪れた麦草ヒュッテの様子を記しておこう。
今回はのんびり花を観ながら旅をすることにしていたので、いつもは歩いて通過するだけの麦草ヒュッテの山草園をじっくり見てみようと思っていた。前回、訪れた時はテガタチドリが沢山咲いていた記憶はあるが、すぐに高見岩へ登っていったせいか、他にはほとんど印象に残っていない。
ここの山草は植えたものが多いのだろうが、その後、自然に繁殖しているらしい。なだらかな草原にいろいろな花が咲いていた。
テガタチドリ
入り口からテガタチドリが咲いていた。
ヨツバシオガマとシナノオトギリ
花畑 いろいろ
ハクサンフウロ
キバナノヤマオダマキ
シナノオトギリ
タカネグンナイフウロ
タカネグンナイフウロは初めて見る花だった。グンナイフウロに良く似ているけれど、花びらの色の濃さに驚く。花の咲き終わった姿も魅力的だけれど、もう少し沢山、花を付けていて欲しかった。
ヒメシャジン
タカネグンナイフウロ
車を降りて、少し歩いただけでいろいろな花を観られるのは嬉しいのだけれど、何故か、何となく後ろめたさを感じてしまうのはなぜだろう。
つづく。