今シーズンもセンブリの3兄弟の花を観ることができたのだが、どの花もそうかもしれないが、特にセンブリの花は繊細な構造をしているように思う。写真を撮っている時にいつもそう思うのだが、写す時にピンボケだったりブログにアップする時にリサイズするので微細な構造が失われてしまったりする。
元の写真からトリミングしてからリサイズすれば、多少はマシになるはず。ここ3年くらいに撮った写真の中のマシなのを選んだ。大きな写真の一部なのか、フォーカスはイマイチです。
まずはムラサキセンブリから。
ムラサキセンブリ
いずれも雌蕊は紫色に色付いていて、雄蕊の付け根に青紫色のモジャモジャがある。
センブリはどうかというと・・・
センブリ
花弁の裏側が少し紫がかるが、雌蕊は緑色。雄蕊の付け根の毛はムラサキセンブリほどモジャモジャしていない。
最後はイヌセンブリ。
イヌセンブリ
雌蕊は紫がかったり青味を帯びたりしている。雄蕊の付け根のヒゲはムラサキセンブリよりもさらにモジャモジャである。花弁に青味を帯びたスジが入っている。
性質はセンブリとムラサキセンブリは似ている。山の中の地肌がむき出しになった砂礫地に咲いている。ムラサキセンブリは蛇紋岩質のアルカリ性土壌を好むとされるから何処にでも咲く花ではないけれど、ムラサキセンブリの近くにはセンブリが咲いていることが多い。逆は非なり。
それで、先日、ムラサキセンブリの群生する場所の真ん中にセンブリのような花が咲いていたのだが・・・・
ムラサキセンブリなのかセンブリなのか、考えてしまった。
上手くピントが合っていないけれど、ちょっと拡大。
雌蕊が薄く紫がかっているし、ヒゲは淡色で見にくいけれどかなりモジャモジャしているようなので、やっぱりムラサキセンブリだったようだ。白花というほど真っ白ではないけれど、色合いはセンブリにそっくり。でも、実はムラサキセンブリというわけだ。
ムラサキセンブリの花にはかなりバリエーションがあるね。
元の写真からトリミングしてからリサイズすれば、多少はマシになるはず。ここ3年くらいに撮った写真の中のマシなのを選んだ。大きな写真の一部なのか、フォーカスはイマイチです。
まずはムラサキセンブリから。
ムラサキセンブリ
いずれも雌蕊は紫色に色付いていて、雄蕊の付け根に青紫色のモジャモジャがある。
センブリはどうかというと・・・
センブリ
花弁の裏側が少し紫がかるが、雌蕊は緑色。雄蕊の付け根の毛はムラサキセンブリほどモジャモジャしていない。
最後はイヌセンブリ。
イヌセンブリ
雌蕊は紫がかったり青味を帯びたりしている。雄蕊の付け根のヒゲはムラサキセンブリよりもさらにモジャモジャである。花弁に青味を帯びたスジが入っている。
性質はセンブリとムラサキセンブリは似ている。山の中の地肌がむき出しになった砂礫地に咲いている。ムラサキセンブリは蛇紋岩質のアルカリ性土壌を好むとされるから何処にでも咲く花ではないけれど、ムラサキセンブリの近くにはセンブリが咲いていることが多い。逆は非なり。
それで、先日、ムラサキセンブリの群生する場所の真ん中にセンブリのような花が咲いていたのだが・・・・
ムラサキセンブリなのかセンブリなのか、考えてしまった。
上手くピントが合っていないけれど、ちょっと拡大。
雌蕊が薄く紫がかっているし、ヒゲは淡色で見にくいけれどかなりモジャモジャしているようなので、やっぱりムラサキセンブリだったようだ。白花というほど真っ白ではないけれど、色合いはセンブリにそっくり。でも、実はムラサキセンブリというわけだ。
ムラサキセンブリの花にはかなりバリエーションがあるね。