狭い谷に入り込んだ辺りに少し平な場所を見つけてザックを降ろした。カメラをようやく出してから、また苔で覆われた崖に張り付いた。
今日は濡れて滑りやすい崖での写真撮りだから、望遠マクロは車に置いてきた。花から距離をとってじっくり焦点を合わせている余裕は無さそうだった。
谷の奥にはちゃんと開いているケスハマソウも程々にあって、良い感じ。小振りで開きかけの桃色のケスハマソウは可憐である。
手の届かないところにも咲いているのだが・・・・、やっぱりマクロを持ってくるべきだった?
色の濃い花。覆輪咲きのタイプがこの谷には多いようだ。
丸い花弁のタイプ。
もういい加減にしろってところだけれど、もう少し。
今日はこのくらいにしておこうかな。
覆輪・・・
おわり。