草間台を降りてから福山に向う途中、M谷に寄った。この季節のM谷は、ほとんど毎年歩いているから、ちょっと歩いてみれば、状況は大体分る。谷の入り口付近でもカタクリが咲き始めているということは春は相当進んでいるということだ。
ケスハマソウの様子はというと盛期をちょっと過ぎたところかな。
花は開ききっていて、疲れ気味。
もう、新しい葉も上がって来ている。
これは、今朝、初めて開いたカタクリだろう。
花弁の不自然な反りがその証拠だ。
僅かに咲く節分草の名残り・・・・
この谷にはユキワリイチゲも沢山花を咲かせるのだが、今年は見逃してしまっていたかも・・・・
僅かに咲き残っていた。
この谷で一番早くからカタクリの花が咲くガレ場にやってきた。ここは、道から少し岩壁を登って斜面を登って行くのが定番なのだが、今回は先を急いでいるので望遠マクロで撮っただけ。
やっぱり、この場所は早い。そして、上の方を観ると多くのカタクリが咲いているのが見えた。
道の脇を流れる沢の対岸を見ると白いケスハマソウが今年も沢山咲いていて、水が流れ落ちるガレ場の両側に、上の方まで続いていた。
石灰岩の岩壁の隙間にケスハマソウもカタクリも根付いている。何年もかけて根を伸ばしてきているのだろう。
今回は先を急ぐので、谷の途中で引き返して来て車で何かを続けた。