気になる花 バーベナの仲間なのか?
車に戻り、汗でずぶ濡れになったTシャツと長袖のシャツを、こっそりと着替えた。相変わらずの大量の汗には自分でも驚くほどだ。
帰路、田んぼの中の道を進むと遠くの山裾にクサギの群生が見えた。そのクサギの花はまだ、赤味を帯びているので状態は良さそうだ。
クサギの花は今シーズン、車を運転しながら沢山見ていたけれど、撮る前に盛りを過ぎてしまい、最近はみすぼらしい姿にしか出会っていなかった。
帰り道とは方向が90度違うが、寄ってみることにした。川沿いの道の脇に車を停めて・・・・、冒頭の花は道と川の間の斜面に咲いていた。
そして花の向こうを流れる川は砂利底で浅く、澄んだ水が流れている。
クレソンなどが生えている。カワニナなども住んでいるらしく、少し前までは蛍が飛んでいたに違いない。
そしてクサギの花は・・・・
クサギ
思った通り、見頃の花。咽るようなクサギの香り。
川の手前の土手の花だが、やはり気になる。以前、ウチの庭に長いこと住みついていたバーベナ・ボナリエンシスに似ているが、
遥かに華奢な造りだ。悪くない。でも、ウチの庭にはちょっと無理だな。大きくなり過ぎる。
帰化植物だろうが、気になる花。名はまだ分からない。
視線をクサギの上にあげると山の木に絡みついた藤が実を付けていた。
そして、川の反対側に広がる田んぼでは、稲が早くも穂を垂れはじめていた。