ベニヒガサ
今年の盆休みは最後まで、兎に角、暑かった。最後の日はクーラーの効いた部屋でのんびりしようと考えていたが、やはり退屈。
午後からひと汗かきに出掛けることにした。出掛けた先はホンゴウソウの咲いていた場所だ。新しく出始めていた個体のその後が知りたかった。
自宅を出ていつものように走り、車を停めて歩いた先の針葉樹林の一角に到着。ホンゴウソウの発生している場所は限られている。
暑い日が続いているし、雨もほとんど降っていないからきのこの姿も全く見なかったのだが、山からの湧水が沁み出すこの場所では、
ひとつだけ、ベニヒガサが出ていた。
ホンゴウソウは?
相変わらずなのだが、こころなしか数が減っているような気がした。
ロクショウグサレキンだろうか、干からびて枯れ木にへばり付いている。
そして、問題の新しく出始めていたホンゴウソウは・・・・
相変わらず、小さいまま。これで2cmくらい。光が少ないうえにバックが乾燥していて白っぽい。ホンゴウソウにもう少し光を当てれば良かった。
やはり、これだけ暑い日が続くとホンゴウソウの生長も止まってしまうようだ。本当の見頃はもっと前だったのかもしれない。
それを確かめるのは来シーズンになるだろう。
針葉樹林を出て車に戻り、湿地でサギソウを様子を確認した。
サギソウの花数は増えたようには感じなかった。でも前回に咲いていた場所とは違うところに咲いている感じ。
晴天が続いているので花の寿命が短くなっているのだろう。つぼみも沢山見えているのだが、このままだとパラパラと咲き続けて、
いつの間にかシーズンを終えてしまいそうだ。やっぱり、雨が欲しいところ。