尾根の三叉路からユートピア小屋までは200mもないだろう。でも、上り坂でバテバテの身には辛いところ。景色を眺めながら登る。
もうちょっと・・・・
ようやく着いて座り込みたいところだが、小屋周りの日陰には先客が陣取っていて、スペースがない。日も翳ってきたので、適当な場所で、取り敢えず・・・・。
どうも、足やら腰やら、すぐ攣るのは汗のかき過ぎでミネラル不足なんじゃないだろうか・・・・、ビールで良いのか、なんて思ったが、やっぱりビールだ。その後、動けずへたり込む。日陰が空いたので30分くらいボーっとしていた。それから、やっと昼飯のカップラーメンの湯を二人分沸かした。
食べ終わったのは、小屋についてから1時間後だ。いままで、これほどのんびりしたことはない、というほどバテてました。。
ようやく、元気になったのでカメラだけ持ってユートピア尾根の散策に出た。
コオニユリとホソバヤマハハコ
ハクサンフウロかな・・・・ 花びらに切れ込みがあったり、色が少し濃かったり・・・・
シモツケソウ
元谷側の斜面はシモツケソウが満開だ。シュロソウも見えている。
あの細い尾根を歩いて行く積りだ。
岩の剥き出しになった辺りにミヤマダイモンジソウが咲いていた。
ミヤマダイモンジソウ
その先の尾根には・・・・
オトギリ
左側の斜面を見下ろす。
シュロソウ
ミヤマダイモンジソウ
いたいた。咲き残りだ。
ダイセンオダマキ
キュウシュウコゴメグサとオトギリ
眼下には、崩れた斜面とそれに続く砂滑りが見えている。
下りは中宝珠越まで下ってから砂滑りを降りる積りだ。小砂滑りは去年の大雨の後は、どうなっているのか分からない。砂が流されていて、大粒の岩がゴロゴロしているのかも・・・。
道の脇の花が少なくなってきたところで、戻ることにした。
つづく。