今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

大山ユートピア小屋からの散策       2012.08.05.(2)

2012-08-14 22:18:33 | Weblog

 


 尾根の三叉路からユートピア小屋までは200mもないだろう。でも、上り坂でバテバテの身には辛いところ。景色を眺めながら登る。






 もうちょっと・・・・






 ようやく着いて座り込みたいところだが、小屋周りの日陰には先客が陣取っていて、スペースがない。日も翳ってきたので、適当な場所で、取り敢えず・・・・。






 どうも、足やら腰やら、すぐ攣るのは汗のかき過ぎでミネラル不足なんじゃないだろうか・・・・、ビールで良いのか、なんて思ったが、やっぱりビールだ。その後、動けずへたり込む。日陰が空いたので30分くらいボーっとしていた。それから、やっと昼飯のカップラーメンの湯を二人分沸かした。







 食べ終わったのは、小屋についてから1時間後だ。いままで、これほどのんびりしたことはない、というほどバテてました。。



 ようやく、元気になったのでカメラだけ持ってユートピア尾根の散策に出た。








コオニユリとホソバヤマハハコ



   
ハクサンフウロかな・・・・  花びらに切れ込みがあったり、色が少し濃かったり・・・・












シモツケソウ











 元谷側の斜面はシモツケソウが満開だ。シュロソウも見えている。

 
 あの細い尾根を歩いて行く積りだ。






 岩の剥き出しになった辺りにミヤマダイモンジソウが咲いていた。



ミヤマダイモンジソウ



 その先の尾根には・・・・




オトギリ


 左側の斜面を見下ろす。








シュロソウ




ミヤマダイモンジソウ



 いたいた。咲き残りだ。








ダイセンオダマキ




キュウシュウコゴメグサとオトギリ







       





眼下には、崩れた斜面とそれに続く砂滑りが見えている。


 下りは中宝珠越まで下ってから砂滑りを降りる積りだ。小砂滑りは去年の大雨の後は、どうなっているのか分からない。砂が流されていて、大粒の岩がゴロゴロしているのかも・・・。


 道の脇の花が少なくなってきたところで、戻ることにした。

つづく。


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大山 ユートピアの花畑へ       2012.08.05.(1)

2012-08-13 22:54:08 | Weblog

 



 久しぶりに友人と山に行くことにした。場所は大山ユートピア。ひと月半ほど前に登ったばかりだが、冬の雪が多かったせいか、花の時期が例年より遅れていたから、今頃がシモツケソウなどが見ごろのはず。


 友人が朝の6時に自宅まで車で来てくれた。そして、コンビニに寄ってから高速で、中国道、米子道と進む。快晴だ。空が青い。今度はいつかのように、米子道分岐を見逃さないように・・・。米子道に入ってしばらく進むとやがて大山が見えてくる。蒜山SAで一度、車を停めた。





晴れているのは良いけれど、暑くなるだろうな・・・。


 その20分後、大山の情報館の大きな駐車場に車を停めた。南光河原の駐車場は満車だ。情報館前を車で通るとき、警官が数人、担架を持って集まっていた。そして、駐車場には・・・・




救急車とか・・・



 また、遭難事故でもあったのか・・・とは思ったが、支度をして大山寺の参道を歩いて行く。途中、警察の人に聞いたところ、遭難ではなくて登山中に体調の悪くなった人がいたらしい。夏山登山道を下山中で、大したことはないようだとのこと。ほっとして先を急いだ。







 いつも下山時にソフトクリームを食べる茶屋の角を曲がり、大神山神社へ向かう。











 最後の石段の手前の湧水を口に含み、昼のカップラーメン用の水を調達。神社裏から薄暗い登山道を進んだ。途中の三叉路を左に進路をとり進む。


 白い花が咲いている。





 どうやら、ソバナのようだ。いままで大山でソバナを見たことがない。しかも、白花だ。その後も幾つかの白花のソバナに出会った。珍しいものではないのかな・・・・。



クサアジサイは盛り




ヤマアジサイはほぼ終わり



 その後、舗装道路に突き当たり、そこがユートピアへの登山口になっている。もう5回目くらいかな、この道は・・・。下宝珠越までは急な登りが続く。ソバナがちらほらと咲いている。




ソバナ

今度は普通の薄紫の花




アクシバ

今年、ようやく見れた。








ソバナ




ホツツジ



 急な登りが一段落。視界が開けた。青い空だ。









景色が良いのはいいが、やっぱり陽の当たるところは暑い。汗が噴き出す。









なんで、この木は季節外れに紅葉するのだろう・・・・


 またしばらく歩いて高度を上げる。登山道から少し左に入った所にある景色の良い場所。




絶景だ。空気が澄んでいて米子湾のずっと先まで見渡せる。




大山北壁


 足元には・・・・



キュウシュウコゴメグサ




コオニユリ


 やはり、今日は暑い。ペットボトルのお茶はすでに1本が空だ。バテたなぁ。この場所からすぐの中宝珠越でザックを下ろして大休憩。


 もう少し、頑張ろう・・・・。足が何度も攣ってしまう・・・・。








クサボタン





前回、綺麗な花を咲かせていたノビネチドリ、健在だ。




アカバナ




クガイソウ




クサボタン  もう花が終わってわた毛をつけたものも・・・



 山の上の方まで来ると日陰ではヤマアジサイもまだ咲いている。




ヤマアジサイ


 そして、ようやく三鈷峰とユートピアへの三叉路に到着。バテバテです。。。







 それでも、山の花は予想通り、今が盛りだ。




シモツケソウ





クガイソウはこの斜面は盛りを過ぎているが反対斜面は咲き始めといったところ。








コオニユリ、シシウド、オオバギボウシ、オトコヨモギなどなど



 もう座り込みたいところだが、ユートピアの避難小屋まで登って休憩しよう。



          


つづく。











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ヤチホレイクのウメガサソウ       2012.07.29.(4)

2012-08-12 22:32:02 | Weblog




 のんびりと花を楽しみ、八千穂できのこ探し・・・・。家を出る前に考えていたことはやったかな・・・・。最終日の昼、まだ帰るには早い。


 八千穂には何度か来ているが、ヤチホレイクには行ったことがない。どんなところか、行ってみることにした。看板のあるところを入り、車を停めた。


 入口に咲いていたヨツバヒヨドリに蝶が群がっている。北八にくると良く見る光景だ。近くに立って眺めていると、蝶の場所取り合戦が面白い。


   







 白樺の枯れ木で作った馬?、入口に置かれているのが、観光地だな。。


 ヤチホレイクは・・・・、前知識ゼロで訪れたのだが、要するに釣り堀だった。高原にある池でフライフィッシングをしている人がいると思えば、
フライの先に生餌を付けて浮き釣りをしている人もいる。まあ、楽しければ何でもOK。






 こちらは湖の周りを歩いてみる。





これは・・・・、何だろう。見たことがあるようで、無い花だ。イチヤクソウの仲間?





その割に茎がしっかりしている。


 というより、これは草じゃなくて木だ。。。








ウメガサソウ

帰宅後、調べたところウメガサソウというらしい。やはり、木本らしい。



 その後、レイクの売店でソフトクリームを食べた。





杏だったか、コケモモだったか・・・・忘れた。。。


 車に戻る途中・・・・




コオニユリ




・・・・イチゴ



 それから、帰りに車山高原を再度、通る積りで車を走らせたのだが・・・・・、道を間違えて諏訪に直接下ってしまった。思えば、前日は車山高原ではキスゲ祭りをやっていて、観光客は多く、駐車場にも入れない状況だった。日曜の夕方なら、と思っていたのだが残念。肝心のニッコウキスゲを見ずに帰宅とはオレらしい。


北八ヶ岳編、終わり。。












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八千穂高原でアカジコウを探す       2012.07.29.(3)

2012-08-11 22:22:49 | Weblog

 



 ようやく、アカジコウの出る場所に着いた。2年前、この場所を偶然通り、アカジコウを幾つか見つけたのだった。今回も時期は大体、合わせて来てはいるけれど、きのこの出る時期なんて毎年変わるから、また出会える可能性はほとんどないだろうとは思っていた。それでも、車を降りてママコナの花が咲いているのを見たときに、ひょっとしたらまた会えるかもしれないと思った。



 2年前もママコナが咲いていたっけ・・・・



 歩き始めてすぐ、出会ったきのこ。




タマゴタケ

この谷で見たのは初めてだ。誰も人は入っていないのだろうか・・・。



 前回、アカジコウに出会ったのはどの辺りだったかな・・・、記憶が曖昧だ。赤松とミズナラの混じった斜面を歩いて行く。




不明


   





 孔口の青変性あり。かなり早く、強く青変する。柄は変色性はない?。柄の傘の付け根辺りに網目模様がある。見たことのないイグチだ。。








ウラグロニガイグチ

これは沢山出ている。でも、これじゃないんだよな、探しているのは・・・・


 随分、斜面を歩き回ったがみつからない。



チチタケ



 仕方なく、結構沢山出ているチチタケを採りながら歩いた。ふと、斜面を下を見下ろすと大きな傘のイグチが見えていた。アカジコウじゃないな・・・・




アカヤマドリ

アカヤマドリ2本の傘がくっついている・・・・。これじゃでかく見えるわけだ。

 状態は良くて食べ頃だったが、自宅まで持って帰る気にはなれずそのままにした。




チチタケ



 アカジコウを諦めて車に戻る。途中・・・・




アカヤマドリ幼菌




ガンタケ老菌



 凄く蒸し暑くて、ビッショリ汗をかいた。アカジコウはまだ出ていない様子だ。昨日は雨がたっぷり降ったから、数日後には出るような気がしたがまた来るというわけにはいかないな・・・・。



 車で少し走り、木陰で昼飯を食べた。



   


   


 座っている周りにもいろいろと花が咲いている。




ノボリリュウタケ



 やっぱり、たまに来てアカジコウに出会おうというのは考えが甘いよな。残念。。




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八千穂高原の白樺林       2012.07.29.(2)

2012-08-10 23:20:01 | Weblog




 しばらく走り、麦草峠に着いた。



 麦草ヒュッテで車を降りて、暫く散策をした。初めて、じっくりと周囲を歩いて花達を観察したのだけれど・・・・





その報告は、もう少し後にしよう。でも、今回の旅の目的の一つ、のんびりと花を楽しむ場所としては最適だったな。



 麦草峠を過ぎて、八千穂高原に下る。道沿いに咲いている花・・・・








トモエソウ



 毎年思うこと、この辺りのこの季節、花に蝶が群がっている・・・・。











 車を停めて、道の脇の林に入り込んでみると・・・・











 圧倒的は密度の白樺林。写真的にはもう少し、開けた明るい林であって欲しいところ。そして、驚くのは・・・・





林床の様子。。。



 この白樺林の林床はベニバナイチヤクソウで覆われているのだ。




白樺の枯れ枝と Russla sp.





ベニバナイチヤクソウは花の時期を過ぎている・・・・



 この圧倒的な数・・・・、花の盛りの時期に訪れたい。グンナイフウロのこともあるし、来年は6月末か7月初め位に山方面の活動を始めるかな・・・。ますます、きのこが遠くなる・・・・。




白樺の根元のベニバナイチヤクソウ



 白樺林を出て、また道沿いの道を下る。










 この時期に蝶が集るのは、ヒヨドリソウ、ヨツバヒヨドリ、そして、あざみの類たち。もう少し後になると、クジャクチョウも沢山、花に集っているのだけれど・・・・



 そろそろ、きのこエリアだ。きのこも状況は良さそうな予感。。。。



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八千穂高原に向かう道       2012.07.29.(1)

2012-08-09 23:04:33 | Weblog

  



 翌朝、6時に目を覚ますと外は明るかった。夜中に目を覚ましたときには、土砂降りと雷が続いていてどうなることかと思っていたのだが。






 そして、青空も見えてきた。雲が切れて晴れ間が広がって行く。ホテルに宿泊というのに、お湯を沸かしてカップラーメンを作った。食べながらテレビを見ていると、大雨洪水警報はまだ出たままのようだ。


 荷物が多いので、チェックアウトの前に荷物を車に運んだ。そのついでにホテルの周囲の写真を撮った。








プロミネント車山

確か、2年前にも一度宿泊している・・・・。荷物を車において部屋に戻る途中・・・






 入り口を越えて反対側まで歩くと、教会がある。ここで結婚式をする人もいるのだろう。。




前の庭



 入り口に戻り中に入る。










 その後、部屋に戻り残りの荷物を持って、チェックアウトした。3300円/人、素泊まりとはいえ、安い・・・・。その後、白樺湖の脇のコンビニに行き、食料を買い込み、八千穂高原を目指して走った。今回の旅の目的の一つは、八千穂高原でのきのこ探しなのだ。



 途中の車窓から、大き目のランの花が見えた。車を停めて見に行くと・・・・





これは、女神湖で見たランと同じ。調べなければ・・・・



   

   

他にもいろいろと咲いている。



 車に戻り、また走った。ここから八千穂高原に行くには麦草峠を越えて行かなければならない。道はずっと登っている。途中の溶岩帯に、狭い範囲にいろいろな花が咲いている場所がある。一番最初に来た時に気がついて車を停めて写真を撮ったのだが、それから今回で4回目。また、今回も車を停めて見に行った。








他の場所ではイチヤクソウの仲間はもう、花の時期は終えているのだが、ここではまだ咲き残りがあった。





でも、名前が分からない・・・・


 他には・・・・



キバナノヤマオダマキ




シナノオトギリ?




チダケサシ




クガイソウ


などなど。

 
 ここに長居は出来ない。先を急いだ。


つづく。









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女の神氷水とPOTATO   2012.07.28.(5)

2012-08-09 08:06:41 | Weblog

  



 ピラタスから白樺湖に向かう道の途中に「女の神氷水」と書いた看板が立っていた。おんなのかみ、こおりみず・・・かな。


 湧き水があって、周囲には苔とか水生植物が生えている。






 流れ出る水に触ってみると驚くほど冷たい。飲んでみる。美味しい水だ。








クルマバムグラ?  ではないような・・・、アカバナも咲いている・・・、他にもいろいろ。




キツリフネ



イケマ




2年前に調べたけれど忘れた・・・サワギクだ。

 

 帰宅後、調べてみたら、どうやら、メノカミヒョウスイという名のようだった。そして、ここの水は生では飲めないと看板に小さく書いてあった。その割りにでっかいポリタンに水を汲みに来ている人もいたりして・・・・。



 この場所を切り上げて、白樺湖に向かう。実は晩飯を食べに行こうと思っていた店があるのだ。行ってみると、午後5時に開店すると書いてある。そして店には人影はなくて、電気もついていない。あと15分なんだけど・・・・。


 仕方がないので、時間をつぶした。白樺湖、湖畔・・・・






 花を探したり、きのこを見たりしているうちに時間になった。




POTATO

2年前にも来た店だ。丁度、5時に電気がついた。









 晩飯。今回は妻が一緒なので、少し、ビールも飲んだ。運転はお任せだ。


 その後、予約してあったホテルに着き、荷物を車から運んでいる途中に大粒の雨が降りだした。慌てて駆け込み、部屋へ。温泉に入る頃には雨は小降りになっていたが、部屋に戻ってビールとかワインとか飲んでいると、また土砂降りになり、やがて雷も鳴り出した。テレビのニュースでは茅野市に大雨洪水警報が出ていると言っていた。それでも、山小屋とホテルは違う。何も心配することも無く、何時の間にか寝ていた。

つづく。




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蓼科女神湖から北横岳   2012.07.28.(4)

2012-08-08 21:32:36 | Weblog

 



 八島湿原の駐車場を出てから宿泊地の車山高原を通り過ぎ、白樺湖も越えて蓼科まで走った。行く当ても無かったのだが、連れが学生の頃に来たことがあるという女神湖に行って見た。湖というより、池。後で気がついたら写真も撮ってなかった・・・。



 オートバイの団体さんが来ていて賑やかだったが、木陰に座り込み昼飯を食べた。コンビニのおにぎりだったか・・・。食べ終わって、周りを歩いていると変わったランが咲いていた。









地味なランで、パッとしない。2種が同じものかどうかも分からなかった。


 その後、蓼科の別荘地の中を走り、ピラタスの丘にある北八ヶ岳ロープウェイで坪庭に上がった。前に来たときは、このロープウェイの乗り場まで来て、人の多さに興ざめして白駒之池に向かったのだった。


 ロープウェイは10分間隔で運転されていて、チケットを買って乗り場に行くとすぐに動き出す。あっという間に標高は約2200m。ちょっと涼しい・・・・






 今回の旅は白馬岳登山でかなりダメージを負ったのと、連れがいるのとで、キツイ山登りはせずに高原を散策することにしていた。そんな訳でロープウェイで登った上の坪庭を歩いて見る積り。







テガタチドリ




トンボソウ?




ハリブキ




シナノオトギリ



 坪庭は溶岩がそのまま固まったような場所にコメツガやハイマツ、シャクナゲや高山植物が生えている所で、南八ヶ岳の山々も見渡せる景色の良いところだった。








シラタマノキ



ハクサンシャクナゲ



 それでも、平らなところを歩いているだけではちょっと物足りないな・・・。途中にあった北横岳への登り口で、少々、思案。1時間で頂上に行けるなら登ってみるか・・・・。




北横岳ヒュッテ

この辺りは、夏よりも冬の雪山ハイクが人気なのかも。そういえば・・・


 ヒュッテを越えて登って行く。針葉樹の森の中に入ったり陽辺りの良い斜面を登ったり・・・・



オサバグサの咲き残り




エゾノヨツバムグラ?




南八ヶ岳連峰


 暫く登ると山頂らしき場所に着いた。




横岳かな・・・・


 北横岳はもう少し進んだ先にあるようだ。





傾斜もほとんどなく、歩いて行く。




コケモモ




キリンソウ




ハクサンシャクナゲ



 そして、山頂。




これで、2480mか・・・・。


 ビールを飲んで狭い山頂をブラブラするが、来た道を戻ることにした。ヒュッテの所を左に下ると七つ池があると看板に書いてあった。暇だし、行ってみようかと思ったが距離が書いていない。沢山下ったら、また登ってこないといかんからな・・・、試しに少し下ってみるとすぐに池があった。









 もう少し進むと二つ目の池。






 でも、二つ目で道は無くなった。




池の脇の小さなラン


 また、ヒュッテまで登り、坪庭まで下った。




ナナカマド



   
Mycena sp.

前にこの辺りに来たときも見ている・・・・





また、坪庭を通り・・・・、途中、縞枯山へ向かう道があったがロープウェイの最終が17時なので断念。大人しく、ロープウェイの駅に戻る。




シナノオトギリ



   
ロープウェイ駅の前の植え込み


 ロープウェイに乗って、あっという間に下った。午後の四時半。ゆっくりと車山方面に走って晩飯を食べる店を探そう。

つづく。










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そういえば・・・・、白馬の夜明け   2012.07.15.(番外)

2012-08-07 08:10:17 | Weblog

  



 苦労して登った白馬岳、その翌週に勤め先の友人も登っていたということで、写真を見ていて思い出した。



 この朝焼けの白馬、何でこの構図で撮ったんだっけ・・・・





山の平らなところから斜面に移る当たり、トゲのように沢山見えているのは、人。白馬山荘に泊まって、朝日を見に来た人たちだ。


 写真を撮った本人が忘れては、ダメだな。






 明るいうちはこんな景色だった。



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八島湿原 その2   2012.07.28.(3)

2012-08-06 22:35:24 | Weblog

コウリンカ


 
 道は、湿原から少し離れて乾燥した草原の間に続いていた。


   










 車道から草原の中を右へ細い道が入っていた。たまには初めての道を歩くのもいい・・・・







  細い道はやがて下って行き、小さな湿地に続いていた。足元が悪い・・・・




良く見ると、丸い玉のような実を沢山つけた草はクリンソウのようだ。6月頃?には沢山花を咲かせていたのだろう。ここのクリンソウの花を見る機会はあるだろうか・・・・。







 道は乾燥した草原にまた出て、八島湿原を周回する道に合流した。




ハクサンフウロ




キバナノヤマオダマキ




コオニユリ




コウリンカの多い草原・・・



 また木道の上を歩くて行く。




子供の遠足?の行列とすれ違った。


 引率している先生が僕に挨拶をすると、子供達は皆すれ違いに挨拶をする。その度に挨拶を返していると・・・・。30人くらいはいたかな・・・・、コンニチハと人数分、挨拶をした^^)











・・・ショウマ


 木道の山側は乾燥した斜面になっていて、オニシモツケが群生していた。丁度、花盛りだ。












オニシモツケ   見事・・・

北海道では車道の両脇に、果てしなくオニシモツケが咲いていたな・・・・




ノハナショウブ



 湿原側は開けてきて、ヤナギランが群生する場所を通っていた。やはり、花はまだ、咲き始めで・・・・












でも、ここのヤナギランは結構開き始めた株が多かった。


 まだ、花をつけたグンナイフウロがあった。



グンナイフウロ


 そして、伊吹山で沢山咲いていた・・・・




キンバイソウ




カラマツソウ




ノハナショウブ



 2時間半をかけて1周した。駐車場に戻ると、駐車場に入れずに空きが出るのを待っている車が路上に並んでいた。びっくりして車に乗り込み、湿原を後にした。


 さて、また、次に何処に行くかを考えなければ・・・・。

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八島湿原 その1   2012.07.28.(2)

2012-08-05 05:44:37 | Weblog




 去年はこの時期は北海道に行っていたので、ここには来なかったのだっけ・・・・。でも、これでここは3回目。駐車場から車道の下を潜り、湿原へ続く道を歩いた。朝の7時だというのに人が多い。駐車場も8割方、車で埋まっていたし・・・・。




カラマツソウ



 今年は右回りをしようか、左にしようか、考えていたが、いつもの通り右周りにした。










 歩き始めて感じたのは、やはり、花が少ないなということ。やっぱり、季節は遅れている。少ない花に蝶達は群がっているようだ。




アカバナシモツケは未だ燃え上がらず・・・・




ヤナギランもまだ蕾


 それでも、ちょっとだけ・・・・




空は青い。




ニッコウキスゲ




チダケサシ




クガイソウ




湿原・・・



 湿原を右回りに歩いているから、進行方向の右を見るといつも湿原。これから何度も・・・・。





ここでも、グンナイフウロは花の後ばかり。前に来たときはこの辺りには結構、咲き残りがあったのに・・・




キバナノヤマオダマキ

不思議と北八周辺ではキバナしか見たことがない。北信では黄色と紫の普通のヤマオダマキなのだが・・・










アサマフウロ


 この時期、アサマフウロが咲いているとは!ここでも、全体的には開花は遅めだが、早いものもあったりで複雑だ。アサマフウロは他にも沢山蕾を付けていたから、これから1~2週間で沢山咲くだろう。








シシウド





湿原の中にアカバナシモツケやシモツケが群生しているのが見えた。そして、シモツケの先に駐車場の建物が見えている。


 半周くらいしたのかな・・・・





この辺りはアカバナシモツケの綺麗な場所なのだが・・・・


















 この辺りのシモツケは今が盛りだ。部分的にはむしろ、盛りを過ぎているかもしれない。長野まで走ってきた甲斐があった。


つづく。早く、明日の支度をして寝なければ・・・・。
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岡谷からの登り道 クサボタンいろいろ   2012.07.28.(1)

2012-08-04 08:20:48 | Weblog




 諏訪湖畔を6時過ぎに出発し、車山高原方面に登る。車中泊は目が覚めるのは早いし、予想以上に人通りの多い公園でのんびりとしては居られなかった。市民の朝の散歩スポットなのだ。


 岡谷から車山高原、白樺湖への道はこの所、毎年のように走っている道だ。走り始めて30分ほどで、かなり高度は上がり車道の脇とは言え、花がいろいろと咲いていた。




ヤマホタルブクロ




クガイソウ






ウスユキソウ?

今まで、気をつけて見たことがなかった花、高山に咲いているものと良く似ている・・・・




クガイソウ

ここのクガイソウは、もう盛りを過ぎている様子だ。






 車を降りて、走ってきた道をしばらく下ってみるのだが、次から次に花が咲いていて、車から随分と離れてしまった・・・。


 そして、クサボタン。。。





ちょうど、見頃の花。






















 沢山咲いていた。写真を撮りながら歩いていると・・・・、あれ?





このクサボタンは桃色をしている・・・・。







 斜面を見回すと、桃色のクサボタンは薄藤色のクサボタンに混じって結構咲いていた。そして・・・・





これは、白花だ。


 クサボタンに色違いがあるとは知らなかった。






 
 車に戻り、少し走ると懐かしい場所。八島湿原前の駐車場だ。







 やっぱり、ここまで来て、八島湿原を素通りするわけにも行くまい。また、朝の7時、軽く1周して行こうか・・・・。荷物を最小限にして湿原に出た。





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諏訪湖畔にて   2012.07.27.(1)

2012-08-03 19:59:00 | Weblog

 



 金曜日、仕事を終えて帰宅。それから、そこらのものをかき集めてザックとバッグに詰め込み、高速のICに向かった。途中のコンビニで今夜と明日の朝飯を調達し、高速に入ったのが夜の8時。これから、走れるだけ走り、何処かで寝よう。目的地は北八ヶ岳周辺。宿は久し振りにちゃんとしたホテルを車山高原に予約してある・・・・、と言っても宿が決まっているだけで、何処で何をするという予定は何も決めていない。ただ一つだけ・・・・、八千穂でアカジコウを探してみようと思っている。


 結局、夜中の0時を過ぎて長野道に入ったところの岡谷ICで高速を降りた。実は、中央道を走りながら、まず何処に行くかを考えていたのだが・・・それを考える資料も時間もなかった。八千穂を最初にするか、最後にするかしか選択肢はなく・・・・。翌日のスタートを考えて岡谷泊を決めた。ここからなら車山には一般道ですぐに行ける。



 岡谷で降りたのは良いが何処で寝る?車を停めて寝るだけだからどこでも良いように思うだろうが、過去には夜中に警官の職質にあったり、車のナンバーの照会をされたりした経験がある。学生なら笑い話だが、社会人がそれではね・・・。岡谷と言えば諏訪湖。諏訪湖畔を目指した。



 夜中に諏訪湖の脇の公園に到着。暗くて良く分からないが、湖はすぐのようだ。車を停めて後部のスペースを整頓。寝る準備をしてからビール、日本酒など飲む。岡谷はやっぱり都会だ。夜中だというのに、公園では酔っ払いが騒いでいたり、若いカップルが花火をしに来たりしている。そして、怖いミニパト・・・・。



 明日は早く起きて高原を目指そう・・・・。





翌朝は5時前に目が覚めた・・・・


 要するに4時間弱の睡眠かな。また寝るのが惜しいので、起き上がり周囲を歩いた。






 公園の脇には諏訪湖からの放水路があるようだ。轟々と水の流れる音がしているのは、水門を開けているから。






 この公園の名は・・・・




岡谷湖畔公園・・・・だった。





駐車場の周りはというと・・・・









湖の幸を肴に一杯飲ませる店が並んでいた。


 もっと早く来たら、ここで鰻の白焼きを肴に一杯飲めたんだろうな。今、鰻は高くて無理かも・・・・・。


 その後、顔を洗い歯を磨いて・・・・、湯を沸かしラーメンを作った。朝からラーメンって・・・・、でも、バーナーを使うと楽しい。



   



 さて、そろそろ、出発して高度を上げようか・・・・。






 少し風が出てきて、湖面にはさざなみがたち始めていた。


つづく。










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伊吹山 2012 山頂から東遊歩道へ   2012.07.22.(3)

2012-08-02 23:09:06 | Weblog

 イブキジャコウソウ




 山頂の周辺には店が幾つか並んでいて、土産やら軽食などを売っている。今回は、山を登ってきたわけでもないが、山の上というのに蒸し暑く、喉が渇いたのでカキ氷を食べた。そして、周りの花を見て歩く。












ミヤマトウキ



 そして、東遊歩道を大回りに歩いて行く。




キンバイソウ

今日は、キンバイソウが見頃のようだ。やたらと目立つ・・・・











ニッコウキスゲ


 ニッコウキスゲを見たのは、ここでだけ。この花は来週、山ほど見る予定だ。






 時折、ガスがやってくるが天気は回復傾向だ。遠くが見渡せるようになってきた。











 そして、青空が見えた・・・・





日笠をさしている人がいるってのも伊吹山頂だな。




ヤマホタルブクロ




ヤマアジサイ




草原・・・・










 またガスが遣ってきたと思ったら・・・・





視界は悪くなるばかりだ。


 でも、この位の方が歩きやすい。ちょっと晴れただけでも、日差しが痛いほどだったからな・・・・。やがて、道は下りになって、メタカラコウの咲く斜面を緩やかに降りて行く。









満開のクガイソウを楽しみにしてきたのだが、まだ先のことのようだ。






 傾斜はかなり急になって、またヤマアジサイなどが咲き始めている。











 駐車場が近づいた斜面にはサラシナショウマが群生していたが、小さな蕾を付けはじめた状態だ。一度、満開の頃に来なければいかんなぁと思いつつ・・・・、8月後半?







 そのまま、駐車場に到着した。相変わらず観光バスやら自家用車やら、沢山駐車していたが来たときと較べると随分と減った感じ。車にのって、下って行く。今回は伊吹山の北尾根も歩いてみる積り。車に乗って少し下った辺りでクサボタンの花に出会った。








クサボタン

ちょっと、花がまばらだけど・・・・、今年初めてだから。


 そして、道が滋賀県から岐阜県に入った辺りで車を降り、斜面を下って北尾根登山道に出た。しばらく下ってみたが、大した出会いもなく、また車に戻って山を降りた。






これは、オニシモツケかな・・・・


伊吹山の項、おわり。 


 
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伊吹山 2012 霧の中のタケニグサ   2012.07.22.(2)

2012-08-01 22:28:19 | Weblog




 子供の頃、夏休みは毎年、北信の高原で過ごしていた。その頃から、自宅の周辺にはタケニグサが生えていて、キアゲハだと思うのだが、卵を産み付けているのをよく見かけていた。図鑑で調べると、帰化植物で毒草・・・・。


 それから、今までタケニグサに良い印象を持ったことはなかった。夏の暑い頃、花が終わってボロボロになった姿とか、道沿いに生えて土埃を被った姿とかを車窓から見ることが多かったせいもあるかもしれない。



 それが、今回、伊吹山に行って霧の中の水滴を宿したタケニグサの姿を見てから印象が変わった。











 優しいパステル調の肌色の濃淡。良く見ると、花は随分と繊細だ。



 それが、霧の中で一層、魅力的に見えてくる。







 伊吹山頂から下る道沿い。いろいろな花が咲いていて、その度に車を停めて花を眺めた。







オオバギボウシ




カワラナデシコ




キバナノカワラマツバ








キリンソウ



(番外)つづく




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