今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

満開の雪割イチゲの前で・・・・       2013.03.09(2).

2013-03-14 23:03:01 | Weblog

 


 満開の雪割イチゲの咲く斜面をひと回りしてきた。









改めて凄い群生だなと思う。


 レンズを広角24mmから90mmマクロに交換して・・・・





花の数が多すぎて、マクロでは何処を撮ったら良いのか分からない・・・・























 花と遊ぶ。




















 辺りにはアマナの葉も沢山見えている。花はもうちょっと先なんだろう。去年はカタクリの花が咲く少し前に咲いていたっけ。。でも、一輪だけ、日当たりの良い斜面に咲いているのを見つけた。





アマナ





フキノトウ




 そろそろ、この斜面から次の場所へ移動しようか。そう思って最初の群生の場所に戻ってくると男の人が一人、デジイチを片手に持って写真を撮っていた。ここの様子はどんなですか、と聞かれたので、奥には半日影の場所もあって、少し色の濃い花も咲いていますよ、と言った。それから、先週も来たけれど雪が降って花が開かなかったことなどを話した。


 彼は花に興味を持ったのは最近で、カメラを買ったのも去年の11月だとか。早く写したくて、この辺りを歩き回っていて、雪割イチゲの葉はいろんなところで見たという。それから、岡山や広島の花のスポットの話など教えたりで長話をしてしまった。

















 それから、近くに良さそうな場所を知らないかと聞いてみると、この場所から車で川を遡ったところに雪割イチゲの蕾がかなりある場所があったと聞いた。節分草をまた見に行こうかと思っていたけれど、予定変更。教えてもらった場所を探しに行くことにした。


つづく。




 




 
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出張の翌朝・・・・疲れた体に鞭打ち庭に出る。       2013.03.09(1).

2013-03-14 09:00:30 | Weblog
 ようやく迎えた週末、正直なところ疲れた。けれど、寝坊をしていたら何もできずに時間だけが過ぎて行くだけだ。よろよろと起き上がり、カメラを持って庭に出た。








 2日間、留守にしていただけなのだが、庭の様子は随分変わっている。暖かい晴天の日が続いたから・・・・・













 水仙は2種だけだけれど、満開になった。嬉しくなって、咲いた花を写して歩く。



















 日本水仙は、今年は花が多いのかな・・・・、良い香りが庭中に漂っている。














 さて、今は朝8時だ。これから朝飯を食べて、9時には家を出て、先週蕾だった雪割一華を見に行こう・・・・・。
















 結局、家を出たのは9時半だった。それから約2時間後、車を停めて少し下り、川沿いの道を登っていった。








 今日も良く晴れている。オオイヌノフグリは開ききっていて・・・・



 川沿いには、もう雪割一華の花がチラホラと見え始めている。良い予感だ、花は開いている!







 土手から川に下る斜面にも咲いている。結構な花の数だけど、こんなもんじゃないはずだ。もう少し進み、右に折れて斜面を登った所に・・・・咲いているはず。


















 こんなに沢山の雪割一華、しかもこれほど開いたものは見たことが無かった。近づいてみる・・・・・






これは凄いな・・・・



 一段上に登ってみる。



















 ちょっと日影になった辺りの一華は葉の色は緑が濃く、花も少し紫がかっているようだ。



















 嬉しくなって幾らでも撮ってしまう。














つづく。










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東海村で一仕事、後帰宅       2013.03.08.

2013-03-13 22:59:57 | Weblog

 



 翌朝、ホテルの下のデニーズで朝食を摂ってから水戸駅へ向った。8時20分。南口から駅に入り・・・・







 北に三駅進み、東海駅着。







 朝から快晴、暖かい。昨日も今日も快晴で暖かくて・・・・、何とも勿体無い。駅には訪問先の方が車で迎えに来てくれていた。黒いクラウンというのが凄い。凄いのは黒いクラウンに積もった花粉かも。。。「こっちは花粉が酷いんですよ・・・・」迎えに来てくれた人は花粉症らしかった。



 それから・・・・・、6時間と30分、仕事です。打ち合わせと見学などなど。無事、仕事を終えて東海駅に戻ったのは良いが、予約してあった特急までかなり時間がある。お土産を選んだりなどして時間潰し。暖かいし、仕事を終えた安堵の気持ちもあって良い気分。すぐにビールを飲みたくなるが・・・・我慢。したか覚えはない・・・・




     




 特急に乗ると、車内販売が早速やってきた。もう我慢できない。スーパードライを1本買って飲み干した。ぼんやりと車窓から外を眺めていると、近くの山に雲がかかっているように見えた。でも雲じゃないな・・・・。煙かな・・・・、気温が上がって山火事にでもなったのかな、とか考えていたのだが・・・・











花粉だ・・・・・



 花粉が舞い上がって、山の谷沿いに漂っているようだ。何とも恐ろしい景色だ。



 上野に着き、山手線で東京駅に向う。












 今、夕方の5時半だから、晩飯は駅弁ということになる。





東京駅は便利なところだ。全国の駅弁が食べられるんだから・・・・






何にする?



 迷いだしたらきりがない。やっぱり、これでしょ!





かきめし



 東京駅でも待ち時間が30分以上あって、のんびりと座っていると車両が何だか集ってきて・・・・





3台?も並んでしまった。



 時間が来て、のぞみに乗り込み、やがて動き出した。すぐ・・・・・










北海道厚岸駅前 氏家待合所のかきめし。


 牡蠣とあさりとちょっとだけ鮑ものっている。何とも良い出汁の滲み込んだ旨い飯だった。それから、それから・・・・、自宅に到着したのは夜10時。東海駅を出てから10時間以上が経っていた。疲れたな、流石に。早く寝よう・・・・、と言いながら寝たのは1時だった。









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一日おいて、東海村へ出張       2013.03.07.

2013-03-13 10:00:00 | Weblog

 



 庭ではようやく水仙達が咲き始めた。今週、暖かい日が続いたせいだろう。









 クリスマスローズも蕾を開き始めたので、古い葉を切り取ってやった。


















 写真に変な金網が写ってしまった。実は毎年、この時期になると困ることがある。



 オダマキは冬の間もほんの少し、若い芽を覗かせていて、早春から芽を伸ばし始める。庭にはほとんど緑の無い季節に芽を伸ばすから害虫の被害に頭を悩ませることになる。





ミヤマオダマキ





シロバナエゾミヤマオダマキ









 こんな感じでプランターのオダマキ達は芽を伸ばし始めている。この芽を暖かい日の夜、ヨトウムシが襲うのだ。これまでにスミチオンを撒いたり、コーヒー豆の轢いたものを撒いたり、今年は木酢液を薄めて撒いてみたりしたけれど駄目だった。地植えのオダマキの被害は酷くて、早春に芽を喰われてしまうと、その年の花の咲き具合は悪いどころか、枯れてしまったことも何度もある。そして、今年も幾株か既に被害が出ているのだ。



 そこで考えたのが、シェルターだ。オダマキの芽を金網で覆って、ヨトウムシが近づけないようにしてみた。百円均一の台所用品のところで、揚げ物をすくう網を買ってきて柄をペンチで切り取り、被せてみた。













 
 気になっているのは、ヨトウムシは何処に隠れているのかと言うこと。金網の下の地面から出てこられると、始めからヨトウムシはオダマキの芽を食べ放題になってしまうから。。。




ミヤマオダマキの芽





ダイセンオダマキとヒメフウロ



 ダイセンオダマキの芽は冬の間にほとんど見えなくなってしまった。それでも、最近新しい芽が幾つか出始めている。



 さて、朝の庭の散策もこの位にしておこう。今日はこれから仕事場に行き、昼から東海村まで出張しなければならない。ここ十年ほど手がけてきたテーマについて大きな委託試験をすることになり、委託先を視察に行かなければならなくなった。





午後2時半、新大阪



 ちょっと早く着きすぎた。ホームで新幹線を待つ間、飲み物を飲んだ。駅までのバスの中が暑くて、汗が噴き出した。20℃は超えていただろうな・・・・。3時10分ののぞみで東京に向った。








 空は春霞?何とか富士山が見える程度。





目を離すと何処に富士山があるのか分からなくなってしまう程・・・・・



 東京駅に着いてから、山手線で上野に向う。特急に乗り換えて・・・・




     



 何か珍しいのか?列車の写真を撮っている人がいる。真似をしてパチリ。



 水戸に到着したのは夜の8時前。ホテルに荷物を置いて、さあ、飯を喰いに出かけよう。





水戸駅前











駅の中を通り抜け・・・・・






ちょっと一杯。


 あん肝とかいろいろ食べたけど、写すの忘れたなぁ。仕事の話をしていたわけではないのだけれど・・・・・。



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節分草園の管理者Sさん        2013.03.02.(3)

2013-03-12 10:00:00 | Weblog
 節分草の咲いている場所を近所の人に教えてもらった時から、節分草を育てている方がSさんであることは分かっていた。Sさんの軽自動車は早かった。結構なお年だと思うけれど、運転が若い。数分でSさんの自宅に着いた。


 Sさんはまず、洗濯物を取り入れ始めた。その間に家の裏に植えてある雪割イチゲを眺めていた。










先程の雪割イチゲの群生地の花よりも青味の強く、Sさんの自慢のイチゲなのだ。



 洗濯物の取り入れが終わり、節分草の咲いている場所の鍵を開けてもらうことになった。Sさんは車で田んぼの中の農道を走る。僕はその自動車を追いかけて二本の足で走る・・・・・


 鍵を開けてもらったら特別な花がさいている訳ではないのだが・・・・







 登って行った所にちょっとした広場があって、そこにブロックだったかな、お立ち台のような所があって一段上に咲いている節分草を見渡せるようになっていた。Sさんはそこに乗って撮れという。















萼がわずかにピンク色の花








 後は写真を並べておこう。ここの節分草はほとんどが5弁の標準的な花がほとんど。シロバナとか八重のような変異は少ない。透明感のある一番好きなタイプの節分草だ。




























 十分に、いや十二分に見てからSさんの家に戻る。Sさんは驚いたことにバックで農道を家まで走らせ、僕はまた走って戻る。家に着くと、先に着いていたSさんはアルバムを持ち出して待ってくれていた。ここに節分草を見に来た人が送ってくれた節分草の写真や他のいろいろな花の写真など。


 その中に気になる花があった。それは園芸種ではなくて日本の固有種の色素朴な色。Sさんに聞くと、河原に咲いていたものを移植したのだという。庭を見ると冬で地上部が枯れた翁草が見える。種で幾らでも殖えるのだという。種ができたら下さいと無心してみると・・・・、住所を教えてくれたら送ってくれるという。住所を紙に書き、Sさんの住所も教えてもらった。こちらからも、お礼に何か送ろう。やっぱり写真かな・・・・。オダマキの種のセットなんていうのも良いかもしれない。


おわり。




 
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車で香川に出張        2013.03.05.

2013-03-11 23:19:49 | Weblog




 共同で仕事をしているベンチャーのところに打ち合わせに行くことになった。場所は東かがわ市。車で行くと意外と早く行けるので、会社の車を利用することにした。朝、会社に顔を出してから、直ぐに車にのり出発。自分の車の方が慣れているから楽なのだが、燃費が悪くて許可されず・・・・。



 快晴で気持ちが良い。明石大橋を渡る。



     








 朝は少し冷え込んでいたが、気温も上がってきている。ちょっと、パーキングに寄って休憩、というほど走ってないけど・・・。




明石大橋



 また車に乗り込み、走る。淡路島の道は景色もイマイチだし退屈だ。








 やがて、鳴門大橋が見えてくる。




     





     

     渦潮を見る余裕がなかった・・・・



 橋を渡って少し走ると、道の脇の土手に沢山、ナルトサワギクが咲いていた。





・・・・・



 今日は一人。気楽なドライブだ。橋を渡ってから香川方面に進む。アポイントの時間の1時間と少し前に東かがわ市に到着。さて、どうする?饂飩でしょ、昼飯は・・・・










店の中のポスターの中で要潤が、「うどん県、それだけじゃない香川県」と言っている。



 肝心の饂飩を撮るのを忘れたな・・・、よくやるんだ。うどん二玉、海老の天麩羅、卵、牛肉が入っている、かま八饂飩を注文。



 その後、ベンチャーの所に移動して、2時間の会議。うまく話もまとまり、さあ帰ろう。



 また・・・・鳴門大橋に向けて走る。まだ空は雲ひとつない快晴だ。なんともモッタイナイ。でも、一日ドライブしているようなもんだから、まぁいいか。。









鳴門大橋



 帰りも明石大橋の近くのパーキングで休憩だ。








 それから、それから・・・




     


 明石に渡り、山陽道に向って走る。











ここは呑吐ダムの上



 それから30分ほど走り、帰社。もう、仕事はやめて帰宅した。









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1週間後の雪割一華三昧        2013.03.09.(予告)

2013-03-10 13:00:00 | Weblog
 固いユキワリイチゲの蕾を1日中見続けた翌週、再度、同じ場所から散策を始めて、ユキワリイチゲ三昧。


 しばらく、アップできないかもしれないので、予告。4箇所でいろいろなタイプのユキワリイチゲを見ることができた。




天満付近





大群生





宇甘付近





剣のある花びら





あ、ピンボケ・・・





大久保?付近 白い縁取りのあるお洒落な花



 やっぱり、ユキワリイチゲが一番好きかな・・・・。






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岡山へ 節分草と雪割一華        2013.03.02.(2)

2013-03-10 09:16:20 | Weblog
 この所、出張つづきでブログがなかなかアップできない。今週は月曜から好天が続いていて、気温も10℃どころか20℃を超える日もあったというのに・・・・・


 雪の降った先週の話のつづき。







 蕎麦屋で遅い昼飯を摂ったあと、節分草園へ戻る途中の雪割一華。陽が良くあたる場所でさえ、花は開きかけの状態だ。今は午後3時だから・・・・ちょっと雪割一華は難しそうだ。節分草の場所に戻ってみるが、まだ留守のままだった。諦めて、今度は外からしっかり見る積りで山際まで歩いた。


 川を渡って木の下の節分草を眺め、それから一段登った辺りの節分草を撮る。











 この場所は2年くらい前だっただろうか、猪に掘り起こされてあまり節分草が咲かなくなってしまったらしい。だから、この近所の人に花の場所を聞いても教えてくれるのだが、決まって、「でも、あそこはもうあまり咲かなくなったらしい」と言う。でも、この花の数はどうだ・・・・

















 山の木との境目には猪よけの金網が見えている。













 この鍵があって、さらに奥には進めない・・・・








 戻りかけたが、進路の両脇に張ってある白いナイロンの紐の先に人の踏みしめた跡を見つけて、跨いで道の脇を歩かせてもらった。













 これで、節分草は満喫した。後は雪割一華の場所に戻り、粘れるだけ粘って帰ることにした。



 でも・・・・













 これが、満開だったら凄いんだろうな・・・・・



















 晴れていて、ちょっと暖かくなってきてはいるのだけれど・・・・・



     









 辺りをぶらぶら歩いていると、季節外れのオドリコソウが一株だけ咲いていた。








 これで何となく諦めがついた。














 次にここに来る時は、雪割一華は満開であって欲しいものだ。


 近くの駐車場に戻り、荷物を降ろしていると、一人の年配の女性の方が近づいてきて、ユキワリイチゲの様子を尋ねた。兵庫県から来たことや、昼頃から三度も見に来たけれどとうとう開かなかったなどと話をすると、節分草は見たかと聞く。見るには見たけれど、管理されている方が留守で奥までは入れなかったと話した。


 すると・・・・、「見せてあげれば良かったなぁ・・・」と呟いている。「それじゃ、あなたが管理されているSさん?」。昼ごろからずっとこの近くのゲートボール場にいたのだそうだ。なんだ、すぐ近くにいたのか。見せてあげるから、後をついて来い、ということでまた、節分草の場所に戻ることになった。午後の4時を過ぎていた。

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岡山市北区へ。節分草と・・・・        2013.03.02.(1)

2013-03-08 10:10:00 | Weblog
 木曜日、快晴の一日、アズマイチゲや節分草を見て楽しんでいたが、その日の朝、友人から岡山県の御津天満地区へ行くと連絡があった。そして、満開の節分草の情報や・・・・、この時期としては随分と早い雪割イチゲの満開の情報も貰ったのだった。でも、こっちは家を出たのが午後の1時で御津まで行くには遅すぎた。


 それで、土曜日に天気も優れないまま、御津町を目指して走った。土日は寒いとの予報通りの天気だったが、朝は7℃とたいした冷え込みではなかったし、その後、晴れるという予報だったから、そこそこ気温は上がるんじゃないかという希望的観測のもと・・・。


 自宅から南下して山陽道に入り西進すると、間もなく空が暗くなり雨が降り始める。やがて、雨は霙にかわり・・・・、霙の土砂降りって見たことあるかな・・・・・。やっぱり、雨男って言われる通りなんだろうか。7℃あった気温は高速を降りて走る頃には3℃になり、雪もちらつき始めた。目的の地区に着いて、谷沿いを走る。この谷のどこかに咲いているはずだが・・・・、この辺りかと目星をつけて道の脇に停まっていた車の運転手に「節分草の咲いている場所をご存知じゃないですか」と聞いてみるが、知らないという。片っ端から歩き廻ってみようかとも思ったが、友人の情報どおり、近所の店に向った。





きのこを沢山売っている店。









ヒラタケやなめこの乾燥品が店先にならんでいる



 そんなもの、今まで見たことがなかった。面白いので、ヒラタケ、なめこの乾燥品を買う。そして、店の方に節分草の咲いている場所を聞いてみたのだが・・・・、さっき、トラックの運転手に聞いた場所の辺りだという。また、先ほどの場所に戻り、近所を犬を連れて散歩していた人に聞くと・・・・、やっと分かった。100mほどしか離れていないのに、分からないときは分からない・・・・。車道から農道を歩いて行く。







 雪が舞っている。いや、雨かな・・・・







 田圃から山に向う手前に小川が流れていた。そしてその川の土手に白い花が咲いているのが見えた。





節分草・・・・



 川にかかった橋を渡ると細い道の両脇には節分草が咲いていた。














 もう少し進むと柵があり、その先に進む道の途中の扉には南京錠がつけてあった。強行突破は幾らでもできるけれど、そんな下品なことはできない。仕方なく諦めて戻る。








 この節分草の自生地を管理しているSさんの自宅の場所も聞いていたのだが、生憎留守だったので、近所の雪割イチゲの場所を調べに行くことにした。友人に教わった通りの近所の休家の近くに車を停めて暫く歩くと・・・・













 夥しい数の雪割イチゲの・・・・蕾が並んでいる。予想通り、開いてはいない。気温は5度といった所だろう。木曜日と10℃も違うのだ。









 覚悟はして走ってきたがショックはショックだよな。周囲を歩いて観察する。






ちょっと開いている・・・・



 奥に進むと・・・・










奥の方まで雪割イチゲが沢山、蕾を付けていた。



 これが、満開だったらどんなに綺麗なんだろう・・・・・。まだ、昼過ぎだ。午後に期待をして昼飯を食べに行くことにした。近くの蕎麦屋・・・・










鳥南蛮を頼んだが、脂とにんにくのスライスを焦がしたものが入っていて・・・・、蕎麦って感じじゃなかった。不味くはないが、イマイチ・・・・。



 店を出るときに、気がついた。









 さて、そろそろ、節分草の管理人が帰宅しているかもしれない。そう思って戻る途中、県道の道端で・・・・








 見つけた。







 雪割イチゲ。この辺では珍しくはないんだろうな。







 そう思いながら、先を急いだ。



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予告代行  豊永カタクリウォーク 2013 と 平松かたくり園 2013        2013.03.06.

2013-03-07 08:00:00 | Weblog
 今日、仕事を終えて帰宅すると、僕宛の郵便が二つ。







 一つは平松カタクリ園。今年の開園は3/23-4/15だそうだ。ここでタイミング良く花を観察できたことがないのだが、カタクリも良いけど、ヤマエンゴサクの花がとても綺麗な印象。ほかにホソバナコバイモも同じ頃に咲いていた。ことしも実家の方に行くことがこれから増えるだろうから、機会があれば寄って見たい所だ。



 毎年、年賀状を送ってくれる。僕も賀状を送っている。



 もう一通は豊永カタクリウォークの予告だった。







 見ての通り、今年は4月6日の開催のようだ。去年は3月中の開催で早起きして行って見たけれど、ほとんど開花していない状態。そういえば、雪がところどころ残っていたっけ。それより2週間くらい時期を遅らせたようだ。今年も寒い冬だったけれど、勘からいって今年は良い時期なんじゃないかと思う。


 ここのカタクリは管理地のカタクリとは違って自生の圧倒的な規模だから、一見の価値はある。時期さえ合えば。。



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土肥さんの遺品展     2013.02.28.

2013-03-06 22:33:17 | Weblog





 結局、今日の目的だった土肥さんの遺品展に辿り着いたのは午後の7時過ぎだった。会館の何処でやっているのだろうかという疑問は、駐車場に車を停めた時にすぐに明らかになった。外から、見えている・・・・



 誰かいるかと思いつつ、会館の中に入ったが・・・・誰もいない。近くのソファーで居眠りをしているおじさんがいるだけだった。








 正面には幾つかのきのこの写真、ホルマリン漬け標本、封入標本などと、小さな顕微鏡などが展示されていた。







 ボロボロになったきのこの図鑑、洋書なども展示されていた。



 その中に・・・・





こんな文章が。



 土肥さんの紹介。そう、そんな人だった。ご自分で、the B、と言っていた。血液型 B、の代表という意味だったと思う。


 展示してある写真の中の一つ。





サンコタケとの表示



 サンコタケのサンコは三鈷という仏具の名前からきている。それからいうとこの写真は四鈷ということになる。この仲間にはヨツデタケというのもあり、その疑いもあるのだが、この個体は分岐の仕方から言って、三鈷茸の個体変異が正解となるわけ。



 展示品の中のスライドを見ていたら、見覚えのあるスライドがあった。








 何年か前にきのこの会で芦生を歩いた時に見つけたマイタケの写真だった。何とも懐かしく、そして悲しくもあった。


 何故、きのこの会が突然に解散になったのか、その後、何があったのか分からないのだけれど、突然に亡くなってしまった。多くの人が土肥さんにきのこのことを教わり、今もきのこ採集を楽しんでいるだろうし、こうして遺品展を開いてくれる仲間が沢山いる。土肥さんの確かな足跡を見たような気がした。


 ご冥福をお祈りします。

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追手神社の節分草 2013 今年はとても綺麗  

2013-03-05 23:05:29 | Weblog
 追手神社、まずセリバオウレンの様子を見に行く。前回はほんの咲き始めだったけれど、今日はどうだろう。







 10日ほど前とは違い、花の数は増えたけれどまだ少ない様子だ。







   












 午後の4時半になり、夕陽が花に陽たる。








 実はセリバオウレンの咲くところに来る前に節分草の斜面の前を車で通り、車窓から花が開き始めていることに気がついていたのだ。そろそろ、見に行かなければ。。。日が暮れてしまう・・・・



 車をおいて歩いて行く。途中、道の上の電線に小鳥たち。





スズメじゃないのは分かるけれど・・・・



 さて、追手神社の節分草 2013。


















 節分草を初めて見たのは、ここの斜面だった。その日に見た節分草があまりに印象的だったので、それからいろいろな場所で節分草を観察するようになった。そして、いろいろな花、高山に咲く花を求めて山にも登るようになった。



 ここの節分草を新ためて眺めてみると、透通るような白いガク、艶やかな花弁の黄色、そして青味の強い雄蕊と薄紫の雌蕊の具合がとても綺麗だ。最初に見てから、追手神社のベストな状態の節分草を久し振りに見ることが出来た。













 咲き始めなのだろう。花数は決して多くはないけれど・・・・、雄蕊の青、雌蕊の紫が印象的。
























 基本、5弁の標準的な節分草がほとんど。









 同じ斜面に咲く青味の強いキクザキイチゲはというと・・・・






葉の芽を出し始めたところだ。



 また、節分草。
























 そろそろ、5時になる。車に戻って帰ろうか。今日はまだ、やらなきゃならないことがある。




     




 夕暮れの空に飛行機雲が見えていた。


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杉林のセリバオウレンを見てから追手神社へ

2013-03-04 22:36:49 | Weblog





 セリバオウレン、とても繊細な花だ。この時期、咲く花が少ないせいか、じっくりと見てしまうけれど、節分草と同じように変異の多いところも魅力的だ。





普通のシロバナ






これはかなり濃いピンク色



















 セリバオウレンは前回と較べると花数が減っているようだ。季節は進んでいるのだ。元の道に戻り、車に引き返す。



 午後の3時をまわった所。相変わらずの快晴だ。また、帰り道に追手神社に寄ることにした。1時間後・・・・








 神社の脇の石垣の上の雪割イチゲ、咲いているわけはないけど。でも随分と蕾も大きくなり開花の準備を進めているようだ。









 ここでも、主役はセリバオウレンかな・・・・。その場所に行ってみると・・・・・









 この辺りには、キバナノアマナ、ヒロハアマナ、イカリソウなども咲くのだが・・・・・、まだ、先のこと。また、セリバオウレンと戯れる。



つづく。







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急遽、予定変更のアズマイチゲ、節分草など     

2013-03-03 22:37:41 | Weblog
  以前に所属していたきのこの会の会長していた方が去年の夏、突然亡くなった。きのこの会は一昨年の暮、解散となっていたこともあって、それを知ったのは1ヶ月も後のことだった。その方の遺品展が3月1日まで開かれていると連絡があった。まだ日があるなと思っていたのだが、2月が28日までしかないことを忘れていた・・・・。



 急遽、翌日の午後、見に行くことにした。当日、昼まで仕事をして急いで帰宅。朝は霧が深かったが、それが晴れた後は快晴で暑いほど。会場を確認して、一応、連絡を入れると・・・・、夜の10時まで開いているという。あれ、休む必要なかった?それなら・・・・、前回、すっかり閉じていたアズマイチゲを見に行ってからでも遺品展には間に合う・・・・ってことで、急遽、予定変更。着替えて庭に出る。








 朝は閉じていたクロッカスが幾つも開いている。快晴の太陽の光を浴びて眩しいくらいだ。








 水仙も一気に開いた・・・・







 
 急いで家を出て北上。途中でコンビニで昼飯を買った。


 一時間ほど走り・・・・、車を降りてアズマイチゲの土手に向う。相変わらず、快晴だ。雲一つない。





オオイヌノフグリまで・・・・、でもこれは開き過ぎだろう・・・・。



 アズマイチゲは・・・・・



     

開いていた。これ以上は開かないという程、開いている。









 ここのアズマイチゲ、去年は開いている所を見ることは出来なかった。今年も既に1敗。でも、とうとう見ることが出来た。












 快晴の日の白い花、露出オーバーに気をつけなきゃいけないのだけれど・・・・



















 背景に青い空を入れたい。でも、南向きの川沿いの土手でどうしようもない。














 諦めて、土手を後にする。最後に1枚。









 川の反対側の道に戻り、前回と同じように川沿いを上流に歩いて行く。途中・・・・





山茶花も満開。



 これは快晴の天気とは関係ないだろうが、何でも満開で気持ちよい日だ。久し振り・・・・。





これは?



 随分大きな木が何本も道の脇にあって、蕾が膨らんでいる。サンシュユ?








 やがて、杉林があり、その中に入り込んでゆくと・・・・








 今回もセリバオウレンが沢山咲いていた。今回は、露出オーバーに気をつけて写さなきゃ・・・・・



つづく。





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建部の節分草 2    2013.02.23. (5) 

2013-03-01 20:31:22 | Weblog




 ちょっとしつこいとは思いつつ。


 レンズを換えてみたけれど、分からないだろうな・・・・・

























 賑やかだった4人組も帰っていった。そろそろ、車に戻ろうか。

















青軸の蕾




 道まで戻り、振り返る。また、新たな来客だ。



 ちょっと寄り道をして、もう一箇所だけ見に行く。去年もそうした記憶がある・・・・。坂を登ってゆくと、建部の自生地の世話をしてくれている方に出会った。挨拶をして、もう一箇所見させてくださいというと、足場が悪いから気をつけて、との返事。



 この場所の方が開花が早いのだが・・・・、こっちも見頃だった。



















 狭い範囲に咲いているが、密度が高い。



 これで、満足。帰路に着く。帰りの車窓から。










     



 かくして、節分草三昧の日が暮れてゆく。

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