スズカケの木
そろそろ、下界でも木々が色付きはじめていた。ちょっと高度を上げたところではもっと綺麗に色付いているんじゃないかと思って家を出た。高速道路の入口に向う道のスズカケの木は丁度良く紅葉している。もう11時になるというのに車がほとんど走って来ない。道のど真ん中に立って写真を撮る。でも、電線が邪魔だ。
電線を隠してみたけれど、なんかバランスが悪いな・・・・
先を急ごう。高速に入って西進後、北上。毎年、この時期に通っている渓谷に向った。今年は雨が少ないからきのこは駄目かもしれないけれど、紅葉は見頃なんじゃないかと思いつつ・・・・
1時間半後、渓谷の道を走って散策路の入口に着いた。
珍しいことに車が2台停まっていて、3人が山に入って行こうとしていた。目的は何なんだろう・・・・、きのこ?
今さら急いでもしょうがないので、のんびりと支度をして歩きだした。
黄葉は進んでいるけれど、楓の紅葉はもうちょっとかな。山はやっぱり、かなり乾燥している。でも・・・・
ムキタケ
全く出ていないわけではなかった。
この谷はキノコ採りがかなり入る場所で、ムキタケを切り取った痕が残った倒木もあった。急斜面を登って行けば多分、ムキタケやひょっとしたらなめこも見つかるかもしれなかったけれど、この状況では労力に見合う収穫は無理だろう。
紅葉を楽しみながら、平らなところの倒木から何か出ていないかをチェックしながらうろつく。
フチドリツエタケの幼菌
フチドリツエタケ
やはり、かなり乾燥している。かろうじて出ている感じ。
斜面での観察を諦めて沢沿いに下ることにした。
川に倒れ込んだ木の様子を観てみると・・・・
フチドリツエタケ
沢の脇ではそれほど乾燥していないのだろう。数は少ないが大きく育ったフチドリツエタケが見つかった。
今回はこの谷はこんなところだろう。雨が降っていないので地面からはきのこは全く出てはいない。アカチシオタケも見つけたかったのだが、さっぱりだ。
谷を少し登り道に出てから、散策路を通って車を停めた場所まで紅葉を楽しみながら戻った。
さて、今は午後の2時半。まだ何か出来る。。。