本日2本目の映画はデジタルリマスター版という『カルメン故郷に帰る』。
題名は知りすぎるほど有名なのだが見るのは初めて。
なかなかの秀作だと思う。
今見ても違和感はないし景色も俳優たちも素晴らしい。
せちがらい今の世の中に清涼感すら漂う。
確かに田舎にあの風体では好奇の目で見られるだろう。
私の田舎でもそうだ。
私の小学校の恩師は今でもお元気だが当時、
「この町で女性と手を繋いで歩いてもいいぞ」とはなたれ小僧の
私たちに話してキョトンとしたものだ。
教室の黒板いっぱいに使って洞穴とその奥に狸の絵を描いて
狸はこうやって穴から燻し出すのだと煙草に火をつけて
ぷかーとやったのも懐かしい。
忌野清志郎の歌う「僕の好きな先生」よりずっと前のことだ。
あの当時はそういう面白いユニークな先生が多かった。
ゆとり世代とかではなく本当に子どもたちの成長に気を使ってくれたと思う。
いい映画を見たひと時だった。
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監督 木下惠介
出演 高峰秀子
小林トシ子
坂本武
製作年 1951年
題名は知りすぎるほど有名なのだが見るのは初めて。
なかなかの秀作だと思う。
今見ても違和感はないし景色も俳優たちも素晴らしい。
せちがらい今の世の中に清涼感すら漂う。
確かに田舎にあの風体では好奇の目で見られるだろう。
私の田舎でもそうだ。
私の小学校の恩師は今でもお元気だが当時、
「この町で女性と手を繋いで歩いてもいいぞ」とはなたれ小僧の
私たちに話してキョトンとしたものだ。
教室の黒板いっぱいに使って洞穴とその奥に狸の絵を描いて
狸はこうやって穴から燻し出すのだと煙草に火をつけて
ぷかーとやったのも懐かしい。
忌野清志郎の歌う「僕の好きな先生」よりずっと前のことだ。
あの当時はそういう面白いユニークな先生が多かった。
ゆとり世代とかではなく本当に子どもたちの成長に気を使ってくれたと思う。
いい映画を見たひと時だった。
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監督 木下惠介
出演 高峰秀子
小林トシ子
坂本武
製作年 1951年
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