春らしい陽気だ

晴れてはいたが、朝方は薄靄がほんのりと。
寒くはない。むしろ暖かい春の陽気を感じる。
そういえば啓蟄は3月5日だったようだ。（と、今調べてそのことを知る）

普通に仕事。
午前中は業者の出入りが多く、しかも上司と意見交換と何かと気忙しかった。
午後はそれなりにやることを進めたが順調とは言い難い。
こんなこともあろう。
どこかで踏ん張らねば、と一応覚悟している。
まぁ、それほどのことではなく、時間内に終えないと思うので超過はやむなしというレベル。
いずれどかかで帳尻を合わせればいいだけのこと。

時間が来て帰り、夕食。
考えてみればいつもの普通の日常だ。

終日暖かい陽気で薄手のシャツにセーターで丁度いい。
明日は天気も下り坂。
明後日以降は再びさむくなりそうとの天気予報だ。
春は一進一退でやってくるのだろう。

私も家内も「使えるうちは使う」という考えだ。
現在使用のものが何年たっていようと機能している限りは壊れるまで使い続ける。
テレビはブラウン管テレビだが12年を経過し無問題で現役。
冷蔵庫に至っては30年もたつ。家内の嫁入り道具だ。
今売られている同じものなら高機能、省エネルギーなのだろうが買い替え意識が働かない。

F・ベーコンのイドラ（先入見、先入観）に囚われているのかも知れぬ。
（イドラ　デカルトで検索し間違いに気づく）
思い込みというよりも固定観念に近いかも知れぬ。

でも新しいテレビが欲しいなぁ、と100回は思ってきたと思う。
そのために2，3年前にアルバイトをして原資を稼いだのに・・・
イドラの束縛は強固なようだ。

家族はどう思っているかは知らぬが、私の物選びの原点は用が足りること。
それ以上は原資の多寡で判断する。
面倒なので話を端折るが、アマチュア無線に凝っていたころは微弱な電波を受信して
交信することに楽しみを感じていた。
微弱な電波の受信にFiHiを求めるなんて考えられもしなかった。
国内のラジオ局の受信も（海外局を受信するDXには関心なかったので）フェージングや混信に
悩まされながらもチューニングに注力した。
音質はある意味二の次だったのかと思う。
そんな子供時代だったので新製品、新機能に飛びつかないのかも。
アーリーアダプターにすらなりえなかった。
今では、ラガード（Laggards：遅滞者）に成り果てているとも思う。
それもよかろうの心境だ。

でも、液晶テレビ欲しいなぁ。49インチくらいなのを・・・
そういう欲求が強いだけに現用のブラウン管テレビの耐久性が却って恨めしい。
イドラ