一本杉公園に寄り道散歩

【一本杉公園のスダジイ】


今日も冬晴れの良い天気だ。
ミューちゃんの歩き方が変だと家内が心配顔で出かける。
洗濯物を干して9時過ぎに散歩に出かける。

府中四谷橋から交通公園、多摩東公園、団地街と歩く。
貝取で南野スカイブリッジを渡り久しぶりに一本杉公園に行ってみる。
ここにきたら、やはりスダジイに会わなくては。
葉を落としていると思いきや常緑広葉樹なんだ。
緑色が色あせてはいたが枝葉をしっかり広げていて風格がある。
ここまできたんだから、と平久保（ビリクボ）のシイにも立ち寄る。
こういう巨木は長年月を耐えて今があると思うと胸にジンとくるものがある。
スダジイは開けた場所にあるので長い時間向き合っていても飽きない。
ビリクボのシイは住宅街にあるのでそうはいかないのがある意味可哀想でもある。
ニュータウン開発のあおりを食らったともいえる。

再び団地街の路を歩き奈良原公園のはずれでジャムパンでお昼休憩にする。
その後、唐木田、別所公園、せせらぎ緑道から京王堀之内、大栗川沿いを歩いて2時に帰宅する。
ミューちゃんにご飯をあげる。
歩き方も普通だし食欲もある。
家内から心配するメールに返事をする。
パンだけでは小腹が空いていたので鶏から揚げをチンして食べ、さらにリンゴを丸かじりする。

夕方になり家内の用意してくれたすき焼きで夕食にする。
食べながら録音した土曜放送のNHKラジオ文芸館を聞く。
この番組は家内も好きな番組である。
もっとも時代物とかSF物は苦手のようだが・・・

今回は荻原浩作の「海の見える理髪店」。
店主が理髪に訪れた青年がわが子と認識するのがどの時点だったろうと考えてみた。
青年の頭に「傷」を認めた時点かと思う。
それが、髭剃りの時点で「こんなことを話すのは初めてですが」といい、
「昔、人を殺めてしまい、そのため妻子を離縁を・・・」と話しが続いていく。
「お母様はお元気で？」「私は今度結婚を」という会話も淡々として、
そして別れ際にもう一度顔を、と。仕上げを確認するために、と。
時を経ての親子の対面に感情が高ぶるところだがお互い店主と一見の客で通す。

聞き終えてその味わい深さに満足。
当然家内のすき焼きにも満足。

しばらくして届け物が。
こどもの嫁さんの実家からリンゴとミカンのセット。
昨日は家内が訪問先からリンゴをいくつかいただいてきた。
その前には家内の親戚から群馬のリンゴが届けられた。
この時期リンゴが旬のようだ。

家内が帰ってきた。

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本日の歩行：29,487歩
距離：23.3km
消費カロリー：902kcal
脂肪燃焼量：64g
歩行時間：3時間57分
活動量：17.0Ex


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都立桜ヶ丘公園。すっかり落葉。


一本杉公園の池。水面とのシンメトリを狙ったつもり。


枯山水を思わせる。


ツバキかな？


ビリクボのシイ