気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

花粉症マスクの人多いですね

2005-03-16 22:38:29 | 心象風景・身辺雑記
ここのところ陽気が良くなったからか杉花粉が大量に飛び交っているらしい。
心ならずも花粉症を発症された人のマスク姿が目に付く。
この時期風邪でもないと思うので、多分、花粉を吸い込まないようにという
防御策なのだと思う。
最近は立体裁断の鼻の脇の隙間を埋める配慮をしたものも多い。
でも、少しお高いとか。

WWⅡの時代、杉の木等の材木の切り出しが多く、山々は地肌を見せていたらしい。
戦後、植林に勤しんだ。数十年後の利用を目指して。
(ところで、最近何十年先を見越した施策・国策ってあるのかしら?)
時代は巡って、高度成長期以降、山から材木を切り出すより(というか都会に
出稼ぎの方が効率がいいようで)、海外から輸入したほうが価格対応力があるとの
ことで、国内の材木は手入れがおざなりになった。昔は間伐とかを行い手入れが
行き届いていたものだ。
(輸入材木は日本の風土になじんでいないので、建築物としての耐久性は国内の
材木より劣るらしい。)

杉の森林は、風景写真になるほど美しく、国民の国を慈しむ気持ちを体現していた。
荒れた山林は、十分育った木々から花粉を飛散させるようになった。
それは都会に流れ、そう、地方の人が都会に移入するのと歩を一にして、そして、
都会の車の排気ガスや工場から吐き出される化学物質(エマルジョン)と反応し
人々の健康に害を及ぼすようになった。
都会の利便性のみ享受し、山々を省みないことの国土からのノンの意思表示である。

私たちは利便性と引き換えに何かを失っている事に心すべきなのかも知れない。
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