「嵐が丘」、「ＴＲＯＮ」

日生劇場で「ジェーン・エア」のお芝居の広告が新聞にのっていた。
家内が見に行きたいな、と言っていた。そしてビデオがあるか、と。
これも新聞の広告に「ジェーン・エア」のビデオを含め多くの古典ビデオ
をセットにして廉価での販売をしているようだ。
まるで、バナナの叩き売りのようだ。きっと、著作権が切れた作品だから
安く販売できるのだろう。「ジェーン・エア」はモノクロ作品のようだ。
で、それはないけど「嵐が丘」ならあるよ。どうせ似たようなものだろう。
それに、やはりモノクロかも知れないけど見る？
というわけで、私のビデオライブラリから引っ張り出してきて一緒に見る。
どうも２０年位前に録画したもののようだ。そのビデオには３本の映画が
録画されており、最初が「破戒」である。その終わり近くを見る。
１９６２年作品で、市川雷蔵、長門裕之が出演。若いなぁ。

「嵐が丘」は、いろいろの作品があるが、これは１９７０年の作品。
監督：Robert Fuest ロバート・フュースト
出演：Anna Calder Marshall アンナ・カルダー・マーシャル （Catherine）
　　　Timothy Dalton ティモシー・ダルトン （Heathcliff）
音楽：Michel Legrand ミシェル・ルグラン

暗くて救いのない内容の映画である。
ただ、こういう文芸作品を２０年前は民放でも上映していた事が新鮮である。

次は「ＴＲＯＮ」。これは家内には関心のないジャンルなのでひとりで見る。
１９８２年作品。ワイヤーフレームＣＧで一生懸命作ったという感じが良く出ている。

そんなわけで、午後は映画三昧であった。