天城峠の紅葉・修善寺もみじ林・浄蓮の滝(平成13年11月17日)
7月に何かのきっかけで家内と日帰りバス旅行に出かけるようになってから、
その手軽さと楽しさにはまり2ヶ月ごとに連れて行ってもらった。
休日を家で過ごすより安価に一日楽しめるのもいい。
一日夫婦で隣同士で過ごすなんて、こんなときくらいなものなのだから。
合言葉は、「今日は一日喧嘩しないようにしようね」である。
今回は中伊豆方面となった。伊豆の伊東へはちょくちょく行くのだが、
それ以外は案外知らないので楽しみである。
バスは東名を走り、足柄PAで休憩。そこから見える富士は雪をいただき
相変わらず奇麗な山容を見せていた。
【足柄PAからの富士山】
途中、わさび工場見学、韮山で昼食というお定まりのツアー会社提携のお店を経由し
修善寺自然公園内のもみじ林に行く。
この修善寺もみじ林の場所が今までわからなかったが虹の郷に隣接したところで
あることが地図で探してようやくわかった。
ここから遠望する富士も素晴らしい。下界の雲の上に浮かぶ姿がなかなか良い。
【修善寺もみじ林からの富士山】
バスは天城方面を新天城トンネルの先の二階滝(にかいだる)に。
伊豆では滝のことを「たる」と読むらしいが何故かは知らない。
この二階滝は河津七滝の最初の滝なのだが、他の6滝とは離れている。
したがって七滝巡りといっても省略されることが多いのではなかろうか。
以前家族で行ったときも釜滝から巡っていった。
これは忍野八海の出口池と同様だ。無理やり七とか八に合わせられた、
でも実は独立した存在という感じがしないでもない。
二階滝は落差からしても見栄えからしても、他の「6滝」と一緒にしなくても
立派にひとつ滝として存在しうると思う。
【二階滝】
ここから下田街道の旧天城トンネルへと散歩。
緩やかな坂を登っていくとやがて旧トンネルに到着する。
伊豆の踊り子に衣装を着た娘さんがお茶を振舞っていた。
他の方にお願いし娘さんを挟んで写真を撮っていただく。
【旧天城トンネルと伊豆の踊り子】
暗いトンネルを抜けると砂利道は下り坂となる。
途中に大きな石にはめ込まれた川端康成のレリーフがある。
それより、その右側の奇妙な人面に見える彫りが気になる。何なのだろう?
【康成レリーフ】
水生地下の駐車場まで秋の済んだ空気を堪能しながら砂利道を下る。
流石に国道近くになると車の騒音や空気は良くない。
因みに、歩いてきた旧道を自転車で水生地下方面から河津に向かって走ったことを
思い出す。峠から河津まで一気に駆け下る爽快さは今も忘れない。
ついで、バスは浄蓮の滝に止まる。
ここに伊豆の踊り子と書生の像がある。考えてみれば、このような像が伊豆街道の
あちこちにあっても不思議がない。康成の小説の威力というものだろう。
【伊豆の踊り子像】
「いずのおどりこぞう」を一気に漢字変換したら、「伊豆の踊り小僧」となった(笑
これをイメージした像ってどんな風なのかなぁ。
もとい!この青年は娘に何を指差し示しているのだろうか。
若い二人たちの未来か。それとも単にこれから越えるべき峠の方向か?
浄蓮の滝へと小道を下る。この滝は伊豆随一の名瀑なのだと思う。
周りの景観と実によくあっている。この旅の最後の場所にふさわしく、
峠を散策した疲れも癒されるようだ。
【浄蓮の滝】
※2006-02-10記
7月に何かのきっかけで家内と日帰りバス旅行に出かけるようになってから、
その手軽さと楽しさにはまり2ヶ月ごとに連れて行ってもらった。
休日を家で過ごすより安価に一日楽しめるのもいい。
一日夫婦で隣同士で過ごすなんて、こんなときくらいなものなのだから。
合言葉は、「今日は一日喧嘩しないようにしようね」である。
今回は中伊豆方面となった。伊豆の伊東へはちょくちょく行くのだが、
それ以外は案外知らないので楽しみである。
バスは東名を走り、足柄PAで休憩。そこから見える富士は雪をいただき
相変わらず奇麗な山容を見せていた。
【足柄PAからの富士山】
途中、わさび工場見学、韮山で昼食というお定まりのツアー会社提携のお店を経由し
修善寺自然公園内のもみじ林に行く。
この修善寺もみじ林の場所が今までわからなかったが虹の郷に隣接したところで
あることが地図で探してようやくわかった。
ここから遠望する富士も素晴らしい。下界の雲の上に浮かぶ姿がなかなか良い。
【修善寺もみじ林からの富士山】
バスは天城方面を新天城トンネルの先の二階滝(にかいだる)に。
伊豆では滝のことを「たる」と読むらしいが何故かは知らない。
この二階滝は河津七滝の最初の滝なのだが、他の6滝とは離れている。
したがって七滝巡りといっても省略されることが多いのではなかろうか。
以前家族で行ったときも釜滝から巡っていった。
これは忍野八海の出口池と同様だ。無理やり七とか八に合わせられた、
でも実は独立した存在という感じがしないでもない。
二階滝は落差からしても見栄えからしても、他の「6滝」と一緒にしなくても
立派にひとつ滝として存在しうると思う。
【二階滝】
ここから下田街道の旧天城トンネルへと散歩。
緩やかな坂を登っていくとやがて旧トンネルに到着する。
伊豆の踊り子に衣装を着た娘さんがお茶を振舞っていた。
他の方にお願いし娘さんを挟んで写真を撮っていただく。
【旧天城トンネルと伊豆の踊り子】
暗いトンネルを抜けると砂利道は下り坂となる。
途中に大きな石にはめ込まれた川端康成のレリーフがある。
それより、その右側の奇妙な人面に見える彫りが気になる。何なのだろう?
【康成レリーフ】
水生地下の駐車場まで秋の済んだ空気を堪能しながら砂利道を下る。
流石に国道近くになると車の騒音や空気は良くない。
因みに、歩いてきた旧道を自転車で水生地下方面から河津に向かって走ったことを
思い出す。峠から河津まで一気に駆け下る爽快さは今も忘れない。
ついで、バスは浄蓮の滝に止まる。
ここに伊豆の踊り子と書生の像がある。考えてみれば、このような像が伊豆街道の
あちこちにあっても不思議がない。康成の小説の威力というものだろう。
【伊豆の踊り子像】
「いずのおどりこぞう」を一気に漢字変換したら、「伊豆の踊り小僧」となった(笑
これをイメージした像ってどんな風なのかなぁ。
もとい!この青年は娘に何を指差し示しているのだろうか。
若い二人たちの未来か。それとも単にこれから越えるべき峠の方向か?
浄蓮の滝へと小道を下る。この滝は伊豆随一の名瀑なのだと思う。
周りの景観と実によくあっている。この旅の最後の場所にふさわしく、
峠を散策した疲れも癒されるようだ。
【浄蓮の滝】
※2006-02-10記
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